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過ごしやすい気候の秋は絶好の行楽シーズン。「秋ならではの体験」に欠かせないのが紅葉狩りです。見頃が年によって異なる紅葉の観賞難易度はやや高いですが、ベストタイミングで見られたときの感動は格別!今回は『地球の歩き方 愛知』から、愛知の秋旅におすすめの絶景スポットをご紹介します。
豊田市の小原地区には、春と秋の2回花を咲かせる四季桜という珍しい桜の木が1万本もあり、秋には紅葉とともに桜の花を楽しむことができます。例年の見頃は11月中旬~下旬。同地区で最も四季桜が多い川見四季桜の里では、約1200本の四季桜と紅葉が共演します。冬を越した花芽は3月中旬頃から咲きますが、花の数は春よりも秋の方が多いのだとか。
川見四季桜の里から歩いて行ける柿ヶ入り遊歩道や、車で10分ほどの場所にある小原ふれあい公園にも四季桜が植えられているため、あわせて散策するのもおすすめです。2023年11月11日から11月30日までは小原四季桜まつりが開催されます。
※川見四季桜の里は、2023年6月の豪雨による「川見さくら山」の一部損壊のため、散歩道が通行禁止となっています。
同じく11月中旬~下旬に見頃を迎えるのが、稲沢市祖父江町のイチョウです。祖父江町がイチョウの名所になったのは、「伊吹おろし」と呼ばれる北西からの季節風を和らげる防風林として、寺社や屋敷にイチョウを植えたことが始まり。今では町全体に1万本以上のイチョウが植えられています。晩秋になるとイチョウが一斉に色付く様子は圧巻です。
祖父江ぎんなんパークや名鉄山崎駅周辺、祐専寺など、町内に点在するイチョウの名所を散策してみませんか。見頃の時期にはそぶえイチョウ黄葉まつりやライトアップも実施されます。
愛知を代表する紅葉の名所といえば、豊田市足助町の香嵐渓も外せません。巴川沿いから香積寺まで約1kmにわたって木々が美しく紅葉する様子を見ようと全国から多くの人が訪れます。人気のスポットは香嵐渓のシンボルである待月橋です。5色に変化する「5色もみじ」が巴川の水面に映し出されます。
香嵐渓には現在11種類4000本ものモミジがありますが、全国有数の紅葉の名所となったきっかけは寛永11(1634)年に遡ります。香積寺の11世三栄和尚が「美しい自然をより美しく」という願いを込めて、般若心経一巻を唱えるごとにカエデや杉の木を一本ずつ植えたのだとか。
和尚の願いに思いをはせながら景色を眺めれば、感動もひとしお。例年の見頃は11月中旬~下旬です。
すごい愛知を“新&深”発見をテーマに、愛知県全市町村の歴史や文化に根付いたスポットをぎっしり紹介した、総500ページの旅事典!「知らなかった!」「ここ行きたい!」が必ず見つかる愛知ガイドの決定版です。紅葉や絶景スポットの情報も満載なので旅のお供にぜひ。
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