
トルコでイスラム神秘主義に触れる旅。無形文化遺産の「セマー」を見に行こう
2024.4.9
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2024年の年末や2025年のゴールデンウイークは海外旅行に行ってみようと思っている方も多いのではないでしょうか? でも、いったいどの国がいいのかや、現在の円安がどう影響しているのかで迷う場合もあるかもしれません。今回はそんな方に向けて、今訪れたい国・トルコの魅力とその理由を紹介したいと思います。ぜひ、海外旅行先選びの参考にしてみてくださいね!
まずはトルコという国はどこにあるのか、どんな国かをおさらいしていきましょう。
トルコは、アジアとヨーロッパのふたつの大陸にまたがる共和制国家で、首都はアンカラです。トルコ最大の都市であるイスタンブールやキノコ状奇岩の景観が広がるカッパドキア、石灰棚が美しい温泉保養地パムッカレは特に人気な観光地として知られています。
トルコ共和国としての歴史は2023年でちょうど100周年を迎えたところですが、先史時代から人々が定住し、多くの文明が栄えた土地でもあります。ビザンツ帝国、セルジューク朝、オスマン朝といった文明に耳なじみがある方もいるのではないでしょうか。アジアとヨーロッパの間にあり、シルクロードの要衝としても栄えたトルコは東西文化が入り混じっており、アート、建築、言語などさまざまな場面でその影響が見られます。
時差は6時間あり、日本が9:00のときトルコは深夜3:00です。公用語はトルコ語で、イスタンブールやアンカラなどの都市では英語も通じます。
トルコは街の景観、文化、料理、ショッピングとさまざまな魅力にあふれていますが、2025年にぜひ訪れたい理由があります。それは物価の安さ! 具体的にどう安いのかを見ていきましょう。
現在は円安が続いているため、例えばドルだと2021年2月時点では1ドル:約105円でしたが、2024年12月では153円となっており、比べるとおよそ1.5倍となっています。アメリカでラーメンを食べるとチップ込みで5000円ほどかかる……というのはよく聞く話です。
しかしトルコでは、もともと生活費が低いといわれていることに加え、インフレが加速していることで現在円高・トルコリラ安になっている状況です。2021年2月時点では1トルコリラ:約15円だったものが、2024年2月には約4.3円になっており、この3年でおよそ3分の1以下になっていることがわかります。
トルコ国内では消費者物価が上昇しているため一概には比較が難しいですが、3年前は1本15円で購入していたミネラルウォーターが、現在は5円以下で買えるということになります!
トルコでは、チップの目安は支払う料金の10%前後です。
今現在トルコに行こうとすると、航空券はどのくらいの価格になるのかをスカイスキャナーのサイトで調べてみると、羽田―イスタンブールは約9万9000円~、首都アンカラは約12万1000円~と表示されました(2025年2月のフライト。いずれも乗り継ぎ1回あり)。イスタンブールまで直行便ですと12万3000円程度で、1回乗り継ぎがあるフライトを選ぶと航空券代を20%程度安くすることができます。
最近ではLCC(格安航空会社)も一般的になりましたが、現地の物価が高騰していて思わぬ出費になることも。その点トルコは、リラ安のおかげで日本からみると物価がとても安く感じられるので、今が行きどきです!