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眺めよし、お部屋よし、プールよし! 「ハレプナ ワイキキ」は ハワイで今、いちばん泊まりたいホテル

永田さち子

永田さち子

更新日
2024年1月31日
公開日
2024年1月31日
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数えきれないほど多くのホテルがあり、ニューオープン、リノベーションなど話題が尽きないワイキキ。ラグジュアリーからカジュアル、ブティックホテル、コンドミニアムまで魅力的なラインナップがあるなか、ハワイ好きがこぞってリピートしているのが、「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ(Halepuna Waikiki by Halekurani)」です。その魅力と、リピーターから愛される理由をご紹介します。

名門ホテル「ハレクラニ」のレガシーを受け継ぐ、ライフスタイルホテル

落ち着いた雰囲気のロビーラウンジ。通りの向かい側が姉妹ホテルでもある「ハレクラニ」。

「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」は、創業から100年以上を経て世界中の人々から慕われ続けている名門ホテル「ハレクラニ」に隣接する姉妹ホテル。と聞けば、ピンとくる人は少なくないでしょう。以前、このロケーションにあった「ワイキキパークホテル」は、ご本家ハレクラニよりリーズナブルでありながら、同じレベルのサービスが受けられるとあって、リピーターやひとり旅、出張族など、旅慣れた人から絶大な支持を得ていました。そのホテルが全館改装を経て生まれ変わったのが、ハレプナワイキキです。
グランドオープンは2019年10月。旧ホテル時代、私も何度か滞在していたお気に入りのホテル。コロナの影響もありなかなか訪問できなかったのですが、念願かなってようやく滞在することができました。

館内では地元アーティストの作品を取り入れたインテリアが目を引きます。

清潔感とシンプルモダンの調和が心地いいお部屋にチェックイン!

今回滞在したのは、ラナイ付きのデラックスオーシャンビュー。目の前に広がるビューに、気分が盛り上がります。

ホテルがあるのは、ハレクラニと通りを隔てた向かい側。この辺りはワイキキの中心でありながら、メインストリートの喧騒から切り離された静かなロケーション。ホテルの存在を知らければ通り過ぎてしまいそうな、隠れ家風のエントランスにホッとします。
白、水色、ベージュで整えられた客室は清潔感いっぱいで、柔らかな色合いが目に優しく映ります。今回滞在したのは、23階のデラックスオーシャンビュー。眼下にはハレクラニの象徴でもあるオーキッドが揺れるプール越しに、ワイキキビーチの眺望が広がります。さらに視線を移せば、アラワイヨットハーバーからアラモアナビーチ、その向こうに広がるオアフ島西部の山影までぐるりと見渡せます。シンプルなインテリアと控えめな色合いは、ラナイから広がるこの眺めをより楽しむためのものだと気付かされました。

肌触りがよく、ほど良い厚みのバスローブとオリジナルアメニティ。ペットボトルのミネラルウォーターは置かず、ウォーターボトルを利用するなど環境への配慮も。
ラナイから広がる眺望。これを見たら、どこにも出かけたくなるかも?

ハワイのホテルに滞在するときは、朝、昼、夕刻と、できる限りすべての時間帯をホテル内で過ごすことにしています。するとそのホテルのキャラクターや、本当の良さみたいなものがわかる気がするから。ラナイからの景色を見ていたら出かけるのがもったいなくなり、チェックインした日はそのまま室内で過ごすことにしました。
今回滞在した部屋からは、昼間の青く輝く海、太陽が傾き始めてサンセットに海が染まるまでの色の変化、夜明けとともにモノトーンだった景色が生き生きと色づいてくる様子、そのすべてを眺めることができます。なかでも、古代ハワイアンが心や体の痛みを癒すために浸かったと伝わる癒しの泉「カヴェヘヴェヘ」は、沖へと続く淡いブルーを見下ろしているだけで癒されてくるよう。これを見ずに出かけてしまうなんて、もったいないですよね。

ワイキキビーチに沈むサンセットも、ひとり占めできます。

夜景が美しいシティビュー&マウンテンビュー、どこか懐かしさを感じるスイートルームも

オーシャンビューよりリーズナブルなシティビューは、夜景が楽しみ。

別のカテゴリーの客室もご紹介しましょう。ツウなリピーターが支持するのがマウンテンビュー。オーシャンビューに比べリーズナブルなうえ、夜景を楽しめるお部屋です。昼間はプールやビーチ、ショッピングやアクティビティで過ごし、夜はゆっくりくつろぎたいという人にぴったり。ファミリーやグループで滞在するなら、各フロアのコーナーに2室ずつあるコネクトルームがおすすめ。コーナーを仕切るように廊下に設けられたドアを締めれば、客室のドアは開けたまま行き来でき、バギー、遊具など、室内では必要ない大きな荷物も置いておけるので便利です。

ノスタルジックな雰囲気にワイキキパークホテル時代を彷彿させる、「ポーフエフエ・スイート」。

カップルやちょっと贅沢な気分で過ごしたい旅には、2つの洗面台と深めのバスタブがあるスイートルームを。また、ホテルのシンボルマークでもあるポーフエフエ(浜辺に咲くBeach Morning Gloryのこと)の名を冠した「POHUEHUE SUITE(ポーフエフエ・スイート)」は、1室だけの特別なスイートルーム。ワイキキパークホテル時代の名残をとどめる木製の引き戸があり、懐かしさから滞在するゲストも少なくないのだとか。

ビーチを眺めながら一日中過ごしたい、インフィニティプール&サンデッキ

海との一体感を楽しめるインフィニティプール。水底で揺れるのは、シンボルマークのアサガオ。

ワイキキビーチを一望できるプールがあるのが8階。海へとそのまま飛び込めそうなインフィニティプールの水底で、ゆらゆらと揺れるホテルのロゴが印象的。サンデッキで日焼けして身体がほてってきたら、プールバーから冷たいカクテルをオーダーして喉を潤せます。また、プールサイドのカバナは半日、または1日単位でレンタルでき、料金にカクテル代が含まれているのでお得。「スパハレクラニ」のセラピストによるトリートメントをリクエストするのもいいですね(事前予約制)。

プールサイドに自分の部屋ができたように過ごせるカバナ(予約制)。

同じフロアには、宿泊ゲストが自由に使える屋外のザ・ガーデン、フィットネスセンターやランドリールームも。ビジネスセンターにはワークデスクとコンピューター、プリンターが完備されているので、リゾートワークだってOK!

読書やリラクゼーションに利用できるザ・ガーデンは、ハワイの植物に囲まれた癒しの空間。

ハレクラニの姉妹ホテルならではのラグジュアリーな体験&話題のベーカリーも

海辺のテラス席が気持ちいい「ハウスウイズアウトアキー」をはじめとしたハレクラニの施設利用料金もルームチャージで。

ハレクラニのレストランやスパの利用料、ブティックのお買い物代金をルームチャージできることも見逃せません。また、お部屋のキーを提示すれば、「ビショップ博物館」「ホノルル美術館」の利用料が無料になるので、ぜひ滞在中のプランに加えてみてください。
もうひとつ、楽しみなのが1階にある「ハレクラニベーカリー」。ハレクラニブランド初のベーカリーショップでは、提携ホテルである「帝国ホテル東京」からヘッドベーカーを迎え、フランスのトップブランドBONGARD社のオーブンで焼きあげたパンを提供しています。クロワッサン、デニッシュ系、ハード系のパンのほか、キッシュ、サンドイッチ、ハレクラニの人気スイーツ「ココナッツケーキ」も。クッキーやチョコレートの詰め合わせは、お土産にもってこい。「ハワイに美味しいものはたくさんあるのだけれど、ベーカリーのレベルがいまひとつ……」と思っている人も、きっと満足できますよ。

1階の「ハレクラニベーカリー」の営業時間は水曜~日曜の6:30~11:30。

ハワイでひとり時間を過ごしたい、女性にこそおすすめのホテル

ハワイで虹は幸運の象徴。きっとまた、この場所に戻ってくることを予感させる、プールデッキからの光景。

ハワイ語で“ハレ”は「館」を、“プナ”は「泉」を意味します。ホテルがあるのは、かつてハワイの王族たちが避暑地として寛ぎ、社交を楽しんだ湿地帯が広がっていた場所。地下から泉が湧き、それがワイキキビーチのパワースポットとして知られる「カヴェヘヴェヘ」に繋がっています。
ハレクラニのラグジュアリー感とホスピタリティを受け継ぎ、シンプルで使い勝手がいいのがハレプナワイキキ。2~3日も滞在すれば顔見知りのスタッフもできて、少しくだけた雰囲気であいさつを交わせるようになるアットホームな雰囲気も魅力。ワイキキの中心にありながら静かに過ごせセキュリティも万全なので、女性ひとりの滞在も安心。「誰にも邪魔されず、ハワイでひとり時間を過ごしたい」、そんなときにこそぜひおすすめしたいホテルです。

◆ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ
Halepuna Waikiki by Halekulani
2233 Helumoa Rd., Honolulu, Hawaii
TEL 1-808-921-7272
料金:スタンダードワイキキビュー$451~、ワイキキマウンテンビュー$470~、オーシャンビュー$538~、デラックスオーシャンビュー$614、オーシャンスイート1,222~ ※2024年1月現在
https://www.halepuna.jp/

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