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広大な草原、標高4000m級の山脈、乾燥した砂礫地帯(ゴビ)、緑豊かなタイガ……と、変化に富んだ地形によって風光明媚なみどころが点在しているモンゴル。特にドラマ『VIVANT』のロケ地にもなったゴビは、観光地としても訪れる価値のあるスポットが点在しています。約4年ぶりの改訂となる『地球の歩き方モンゴル編2024~2025年版』は、唯一無二のモンゴルの魅力をたっぷり伝える一冊になっています。
大自然に恵まれたモンゴルでは、五感を使って体験できることがあふれています。そこで、特集では「モンゴル旅でしたい16のコト」と題し、モンゴルに来たら体験したいことを紹介しています。
夏の祭典ナーダム、遊牧民の暮らし体験、古都・カラコルムの旅、冬のモンゴルの楽しみ方など、モンゴルならではの大自然や文化を味わえる体験旅をまとめました。
「モンゴルの旅で何をしようか」の答えが見つかる16のヒントを参考に、自分なりのモンゴル旅をプランニングしてみてください。
「モンゴル旅でしたい16のコト」のひとつに、遊牧民たちの暮らし体験があります。朝夕の乳搾り、羊の放牧、乳製品づくりと、休みなく働く遊牧民のリアルな暮らしに触れることは、独自の文化を知る貴重な機会にもなります。
2023年夏の本書の取材でも遊牧民宅を訪問し、乳搾りやボーズ(蒸し餃子)作りを体験しました。どちらも遊牧民のお母さんの手に掛かるといとも簡単そうに見えますが、実際に体験するとそうはいかないことが分かるはず。
一人前に馬を乗りこなし家畜を追い込む子どもたちの姿にも、たくましく生き抜く遊牧民たちの誇りを感じました。ウランバートルのゲストハウスや旅行会社などでもアレンジできるので、ぜひ体験してみてください。
特集では2023年に話題を呼んだTBSドラマ『VIVANT』のロケ地も紹介しています。
ロケで使われたモンゴル南部のスポットは観光スポットでもあり、本書でも紹介しています。地平線からのぼる朝日、地平線に現われる蜃気楼、地平線から地平線まで埋め尽くす星空……など、「地平線」をとことん味わえるのもモンゴル南部の魅力。「ゴビを見ずしてモンゴルを語るなかれ」という言葉にも納得できる旅が待っています。
モンゴルの旅の交通手段は車のチャーターが多くなりますが、時間に余裕があればぜひ一度体験してほしいのが「鉄旅」です。モンゴルの南北を結ぶ列車は、高低差のある大地のなかをゆっくりと緩やかなカーブを描きながら縫うように走ります。
大自然の醍醐味を心ゆくまで味わうことができる他、家族連れや仲間たちの賑やかな声に包まれたローカル感あふれる車内風景も満喫することができます。目的地へと急ぐ旅ではなく、鉄旅そのものを味わってみてください。
D14 地球の歩き方 モンゴル 2024~2025
Dシリーズ(アジア) 地球の歩き方 海外
2024/03/22発売大草原、満天の星など自然の魅力を満喫! モンゴルならではの旅の楽しみをガイド。遊牧民族の文化と魅力もあまねく紹介。
大草原、満天の星など自然の魅力を満喫! モンゴルならではの旅の楽しみをガイド。遊牧民族の文化と魅力もあまねく紹介。
どこまでも続く大草原、点在するゲル、のんびりと草を食む羊、疾駆する馬、真っ青な大空、眩いばかりの満天の星など、モンゴルの魅力を徹底案内。
大草原に育まれた遊牧民族の歴史、文化も詳しく紹介。モンゴル魅力を満喫する旅に必携のガイドブックです。
巻頭特集は「モンゴル旅でしたい16のコト」「ドラマ『VIVANT』のロケ地を巡る!」「モンゴルの大地に息づく動物たち」「モンゴルの花さんぽ」「モンゴル料理にトライ!」「モンゴルのおみやげはコレ!」など。
TEXT & PHOTO:『地球の歩き方 モンゴル 2024~2025年版』編集担当 古谷玲子
PHOTO:西村幹也
※当記事は、2024年3月14日現在のものです。
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
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◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html