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瀬戸内海に浮かぶ島々のなかでも2番目の大きさを誇る小豆島(しょうどしま)。一年を通して安定した気候と、瀬戸内の海、山の豊かな自然に包まれ、訪れる人を魅了し続けている人気の島です。小豆島の旅を満喫するなら、まずは島の玄関口となる港をチェック! レンタカーやバス、レンタサイクルなど島内での移動手段も港周辺に充実しているため、港を起点に旅のプランを組み立てるのがおすすめ。今回は、小豆島の港とその周辺にあるおすすめのホテルを紹介します。
目次
小豆島へは、フェリーまたは高速艇で行くことができます。
兵庫県の神戸港・姫路港、岡山県の新岡山港・宇野港、四国側は香川県の高松港・高松東港からそれぞれ出港しています。
13 地球の歩き方 島旅 小豆島(瀬戸内の島々①) 改訂版
島旅
2022/07/14発売ようこそ小豆島へ!オリーブの風薫る、絶景と美食の島の島カルチャー、島グルメをとことん掘り下げて紹介!さあ、島旅へ
ようこそ小豆島へ!オリーブの風薫る、絶景と美食の島の島カルチャー、島グルメをとことん掘り下げて紹介!さあ、島旅へ
島の中心エリア、土庄(とのしょう)。新岡山港や宇野港、高松港からフェリーが発着する小豆島のメインターミナルです。このエリアには、引き潮のときだけ現れる砂州の道「エンジェルロード」や、瀬戸内海の海賊からの侵入を防ぐために細く入り組んだ路地が張り巡らされている「迷路のまち」、小豆島のシンボルツリー「樹齢千年のオリーヴ大樹」などがあります。
土庄港から車で5分ほどの場所にたたずむ「小豆島国際ホテル」。土庄港から船の到着時間にあわせて無料の送迎バス(事前予約が必要)が運行しているのも魅力です。全室オーシャンビューの客室、瀬戸内の恵みをふんだんに使用した料理、波打ち際にある小豆島温泉が楽しめる露天風呂など島ステイを存分に楽しむことができます。また、恋人の聖地としても知られる「エンジェルロード」に隣接している好立地なのも特筆すべき点。エンジェルロードに奉納する、ハート型の「幸せの絵馬」もこちらでゲットすることができます。
小豆島南部にある三都半島の付け根に位置する池田港。港周辺には歴史・文化的スポットが多くある島内きってのトラディショナルエリアです。江戸時代から受け継がれる、小豆島の伝統文化としても知られる秋の祭礼「太鼓祭り」で、最大の規模を誇るのがこのエリア。夏になると「虫送り」が行われる「中山千枚田」がある中山地区などがあります。
三都半島の高台に位置し、池田港から車で約5分、送迎バスの運行もある「国民宿舎小豆島」。さまざまな客室タイプは、利用シーンに応じて選ぶことができます。また、瀬戸内海を一望できる天然温泉や、とれたての魚介も味わえる会席料理などが人気を集めています。総合レジャー施設「ふるさと村」にあるため、施設内にはロッジやキャンプ場、体験施設などが揃っています。また、スタンダードなレンタカーはもちろん、レンタサイクルなども利用できるので、小豆島を旅する観光拠点としておすすめの一軒です。
瀬戸内国際芸術祭の舞台でもある小豆島。アート作品が出迎えてくれる坂手(さかて)港は、小豆島の南東端にあり、高松東港、神戸港新港からフェリーの発着があります。老舗の醤油蔵が多く残り、蔵を利用した記念館や資料館などある「醤(ひしお)の里」と呼ばれるエリアや、「岬の分教場」や「二十四の瞳映画村」などの観光名所が点在しています。
「ベイリゾートホテル小豆島」は、坂手港から車で約5分、前日の18時までに予約をすれば各港からも無料送迎バスが利用できます(送迎バス時刻表はホテル公式サイトにてご確認ください)。瀬戸内海が一望できる展望大浴場、絶景を眺めつつ湯浴みができる露天風呂のほか、島で唯一貸切風呂があるのもうれしいポイントです。全室オーシャンビューの客室も洋室、和洋室、和室など多彩なラインアップ。瀬戸内の新鮮な魚介や島の名産をふんだんに使った食事も人気。会席料理やオリーブバイキングなどから選ぶことができます。夏季には宿泊者は無料で利用できるプールも併設されており、リゾート感満載です。
島の北部に位置、岡山県の日生港からフェリーが発着するのが福田港です。以前は兵庫県姫路港から発着する「大部港」がありましたが、2024年6月現在は運航を休止しています。南部と比べて観光地があまり多くないこのエリアですが、島に溶け込んでのんびりとすごすなら、このエリアがおすすめ。豊かな自然や地元の人に愛される飲食店など瀬戸内の島の暮らしを体感できるステイが楽しめます。
「シータイガーアイランドイン小豆島」は、福田港から車で約5分、敷地内には専用の桟橋を有し、愛艇で訪れることもできるリゾートホテル。送迎バスはありませんが、バス停「吉田」から徒歩約5分と近く、アクセスしやすいので安心です。多彩なタイプのコテージをはじめ、グランピングが楽しめるトレーラーハウスもあり、リゾート感たっぷりの島ステイが体験できるのが魅力。テラスでは片付け不要のBBQもできるのもうれしいですね。プライベートビーチではSUPやシーカヤックなどのマリンスポーツもできるため。ホテル内だけでも十分楽しめるのが魅力です。
瀬戸内の島々のなかでも人気の高い小豆島。今回は、島の玄関口となる4つの港と、港周辺のホテルをご紹介しました。もちろん、魅力的な宿泊施設はまだまだあります。小豆島の宿や観光スポット、アクティビティなど小豆島の楽しみ方がギュッと詰まった一冊『地球の歩き方 島旅 小豆島』が発売中ですので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
13 地球の歩き方 島旅 小豆島(瀬戸内の島々①) 改訂版
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2022/07/14発売ようこそ小豆島へ!オリーブの風薫る、絶景と美食の島の島カルチャー、島グルメをとことん掘り下げて紹介!さあ、島旅へ
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TEXT:大植陽子