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シンガポールはアジアの真珠と称され、自然や多様な文化と未来的な都市が融合した国。この記事では、シンガポールを旅行するなら訪れるべき5つのスポットを紹介。マリーナ・ベイ・サンズの圧倒的なスケールに感動し、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで未来都市の息吹を感じるだろう。さらに、旅の始まりと終わりを彩るジュエル・チャンギ空港で、シンガポールを楽しみつくそう。
海に向かって水を噴き出す姿でおなじみのマーライオンは、シンガポールのシンボル。高さ8.6m、重さは70トンもあるこの像は、上半身はライオン、下半身は魚の体をしている。サンスクリット語で「シンガ」はライオンという意味で、国名の由来になっているが、上半身がライオンの姿をしているのもそれに由来する。夜にはライトアップされ、その姿がより幻想的に映るのでおすすめだ。
特徴的な建物が印象的なマリーナ・ベイ・サンズは、ホテル、ショッピングモール、レストラン、カジノ、そしてインフィニティプールを備えた巨大な複合施設である。インフィニティプールに浸かりながらシンガポールの町並みを眺めたり、ショッピングモールで買い物を楽しんだり、レストランでグルメを楽しんだり、さまざまな体験ができる。マリーナ・ベイに面したイベントプラザでは、スペクトラというナイトショーが行われるので必見。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、未来型の植物園。まず目に入るのは、巨大なスーパーツリー・グローブ。スーパーツリーを結ぶつり橋であるOCBCスカイウェイを渡るのも忘れずに。夜にはツリーがライトアップされ、美しいショーが繰り広げられる。園内には、アフリカ南西部やマダガスカルなどの樹木や花々を楽しめるフラワードームと、高山植物や食虫植物が観察できるクラウドフォレストというふたつのドームがある。その他にも多彩なテーマの展示があり、ユニークな体験ができるスポットだ。
ジュエルとは、チャンギ国際空港に併設された複合施設。レインボルテックスという天井から流れ落ちる滝が印象的で、自然光が差し込む美しいデザイン。また、有料ではあるがキャノピーパークという庭園やアトラクションを楽しむことができるスポットもある。さらに、ジュエルには名物料理やスイーツの名店が出店しているので、もし食べ損ねてしまったグルメがあったらここで味わっておこう。
シンガポール動物園、ナイトサファリ、バードパラダイス、リバーワンダーの総称。おすすめは、シンガポール動物園とナイトサファリだ。動物園には、300種以上、4000頭以上の動物が自然に近い環境で暮らしており、人と動物の間は柵ではなく堀や植栽で仕切られている。ここでは、朝食を食べながら動物たちと写真が撮れるブレックファスト・イン・ザ・ワイルドや、キリンやゾウと間近で触れ合える餌やり体験など、挙げればきりがないほど特色ある体験ができる。また、トラムや徒歩で夜の動物園を巡るナイトサファリは、普段見られない動物の姿を見ることができるのでおすすめ。
シンガポールは、独自の魅力を持つ国。近未来的な都市景観と自然が見事に調和し、多彩な観光スポットが集結している。今回紹介した5つのスポットは、シンガポールの魅力を凝縮した場所ばかり。これらのスポットを訪れて、魅力を存分に味わってほしい。シンガポールでのひとときが、忘れられない思い出となるように。