スペイン・トレドのおすすめ観光スポット8選!エル・グレコの傑作や古都の魅力を満喫
2024.10.30
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アンダルシア地方の中心に位置するグラナダは、イスラムの面影が残る町。今回は、そんなグラナダの観光スポットを厳選して紹介する。
イスラム建築の最高傑作であるアルハンブラ宮殿は、細部にまでこだわった装飾や、精巧なアラベスク模様が施された壁面が印象的。14世紀に建てられたこの宮殿に一歩足を踏み入れれば、宮殿が作り出す幻想的な世界に心奪われるだろう。特に、ナスル宮殿はその外観とは裏腹に、美しい空間が広がっているので必見。アルカサバの見張り台からはグラナダ市街を一望できるのも魅力だ。
アルハンブラ宮殿
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カテドラルに足を踏み入れると、ステンドグラスの光に彩られた美しい空間が広がる。1518年より建設が開始されたこの大聖堂は、当初はトレド大聖堂のゴシック様式にならって基礎工事が進められたが、最終的にはプラテレスコ様式最大の建物となった。黄金色に輝く主祭壇は必見。
グラナダ大聖堂
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王室礼拝堂には、イサベル女王とフェルナンド2世が安置されている。建物はトルダノ様式の建築が特徴で、内部には豪華に装飾された両王の墓が置かれ、厳かな雰囲気が漂っている。聖具室にはイサベル女王の収集品が収められている。
王室礼拝堂 (グラナダ)
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白壁の家々が立ち並ぶアルバイシンは、グラナダ最古の町並みが残るエリアで、アルハンブラ宮殿とともに世界遺産に登録されている。城郭都市として造られ、細い石畳の路地が複雑に入り組んだ迷路のような町並みが特徴。特に夕暮れ時に訪れると、日が沈むにつれて町全体が黄金色に染まり、幻想的な雰囲気に包まれる。
アルバイシン
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サクロモンテ洞窟博物館には、かつてロマ族が使用していた洞窟住居が保存されている。洞窟住居はクエバと呼ばれ、冬は暖かく、夏は涼しいのが特徴。博物館では、12のクエバを訪ねながら、生活の様子や伝統工芸品などを見学することができる。
サクロモンテ洞窟博物館
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マドラサとはイスラム教の指導者を養成するための神学校であり、ここは1349年にユースフ1世によって建てられたナスル朝時代の神学校跡。市庁舎や大学としても使用されていたが、現在は文化施設として利用されている。素朴な外観だが、内部にはムデハル様式の美しい天井や、当時の学問の息吹を感じさせる講義室が残されている。
マドラサ (グラナダ)
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スペインを代表する作曲家マヌエル・デ・ファリャが晩年を過ごした家。グラナダの美しい風景に囲まれたこの家には、友人のガルシア・ロルカなども訪れたという。内部には、ファリャが使用したピアノや家具も当時のまま保管されている。
ファリャの家
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グラナダの中心部から少し離れた場所にあるカルトゥハ修道院は、18世紀に建てられたカルトゥジオ会の修道院。内部や聖具室は大理石の彫刻や金銀細工などで装飾されており、豪華絢爛で精巧な装飾に圧倒されるだろう。
カルトゥハ修道院 (グラナダ)
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サン・ニコラス展望台からは、アルハンブラ宮殿をはじめ、市街地とその背後にそびえるシエラ・ネバダ山脈の壮大な景色が楽しめる。展望台周辺は、カフェやレストランが点在しており、食事を楽しみながらゆったりとした時間が過ごせる。
サン・ニコラス展望台
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洞窟タブラオでのフラメンコは、グラナダ観光のハイライト。サクロモンテ地区にあるロス・タラントスは、洞窟タブラオの老舗で、サクロモンテの洞窟住居を利用したステージでロマ族の情熱的な踊りと音楽が繰り広げられる。洞窟に響くギターの音色と、踊り手たちのエネルギッシュなステップは迫力満点。訪れる際は予約が必要な場合があるので事前に確認しておこう。
ロス・タラントス (グラナダ)
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グラナダには多彩な魅力が詰まっている。町を散策して、歴史ある町並みや地元の食文化にも触れてみてほしい。グラナダには、一度訪れただけでは語り尽くせない深みがある。