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イサベル女王とその夫フェルナンド2世の遺骸を安置するために建てられた。イサベルは1504年、フェルナンド2世は1516年に亡くなったが、廟の完成は1521年だった。礼拝堂正面に向かって大理石の墓が左右にあり、右側にあるのがイサベルとフェルナンド2世の柩、左側にあるのがふたりの娘
でカスティーリャ女王のフアナとその夫フェリペの柩。ただし本物の遺骸はここではなく、
地下にある柩に埋葬されている。
イサベル女王の収集品を収めた展示室には、ボッティチェルリやメムリンクなど、イタリアやフランドル、スペインの巨匠たちの絵画が飾られている。