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レコンキスタ終了後、カトリック両王は大モスクを壊してそこに、モスクに引けを取らない教会を建設することを命じる。1523年にゴシック様式で基礎工事が始まったが、1528年に建築家がディエゴ・デ・シロエに代わると、プラテレスコ様式(ゴシックとルネサンスの折衷で、イスラムの影響を受けた細かい装飾が特徴)での設計に変更。最終的には1704年に完成した。印象的なファサードは、アロンソ・カノの設計によるバロック様式だ。外からだとわかりにくいが、内部には白い列柱がそびえる広い空間がある。主祭壇はルネッサンス様式の円筒形ドームで、上部のステンドグラスが美しい。