イタリア・ローマのおすすめ観光スポット10選!コロッセオやトレヴィの泉など絶対行くべき名所を紹介
2025.8.22
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ヴェネツィアは、歴史ある建造物が建ち並び、その間を流れる運河にはゴンドラが行き交う水の都。本記事では、そんなヴェネツィアでぜひ訪れたい観光スポット10ヵ所を厳選して紹介する。
サン・マルコ寺院は、聖マルコを祀るために建てられた寺院で、ヴェネツィアを象徴する建築物のひとつ。5つのドーム(クーポラ)が印象的な外観もさることながら、旧約聖書などをテーマにしたモザイク画が描かれている内部も必見。中央祭壇の後ろにある宝石類がちりばめられたパラ・ドーロや、十字軍の戦利品が並べられている宝物庫も見逃せない。ただし、時期によっては高潮などで浸水していることもあるので注意。
サン・マルコ寺院
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ヴェネツィアの中心に位置するサン・マルコ広場。サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、コッレール博物館、鐘楼などの歴史的建造物に囲まれた広場で、常に世界中の観光客であふれている。鐘楼はエレベーターで上まで昇ることができるので、ここからの景色を楽しむのも忘れずに。
サン・マルコ広場
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ピンクと白の大理石が印象的なドゥカーレ宮殿は、かつてヴェネツィア共和国総督の政庁として建てられ、国会や行政、裁判を司る場所であった。宮殿内に足を踏み入れると、豪華絢爛な装飾や、大評議の間の壁に描かれた絵画のスケールの大きさに圧倒される。宮殿の対岸には牢獄があり、溜息の橋で結ばれている。
ドゥカーレ宮殿 (ヴェネツィア)
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リアルト橋は、大運河(カナル・グランデ)に架かる4つの橋のなかで最大の橋。当初は木製だったが、16世紀に石造りに替えられた。ここからの景色は絵画のように美しい。橋の上にはみやげ店などが軒を連ね、常に観光客でいっぱいだ。橋の上を歩いて渡るのもいいが、船上から橋を見るのもおすすめ。
リアルト橋
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アカデミア美術館は、ヴェネツィア派やトスカーナ派の作品を数多く所蔵しており、ティツィアーノの『ピエタ』、ティントレットの『聖マルコの奇跡』、ヴェロネーゼの『レヴィ家の饗宴ん』などを見ることができる。『サン・マルコ広場の祝祭行列』などヴェネツィアを題材とした作品も多いので、作品から当時の風景を楽しむこともできる。
アカデミア美術館 (ヴェネツィア)
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溜息の橋は、ゴンドラに乗ったカップルが日没時に橋の下でキスをすると、永遠の愛が約束されるというロマンティックな言い伝えがあり、カップルに人気のスポット。しかし、「溜息の橋」という名前は、悲しい逸話に由来している。ドゥカーレ宮殿から牢獄へと続くこの橋は、かつて審判を受けた囚人たちが牢獄へと向かう道だった。囚人たちは橋の小さな窓から最後の景色を望み、この世に別れを惜しんで溜息をついたといわれている。
溜息の橋
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サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会は、ドゥカーレ宮殿の対岸に位置するサン・ジョルジョ・マッジョーレ島にある白亜の教会。内部には『最後の晩餐』や『マナの収拾』などの傑作が飾られている。教会の鐘楼は上に昇ることができ、ヴェネツィアの美しい町並みが一望できる。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
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サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会は、サン・マルコ寺院に次ぐ高さの鐘楼が目印。外観は比較的シンプルだが、内部にはティツィアーノの『聖母被昇天』や『ペーザロ家の祭壇画』、ドナテッロの『洗礼者ヨハネ』など貴重な美術品が並ぶ。
サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会
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プラーノ島は、16世紀から受け継がれるレース編みの伝統が息づく島。ヴェネツィアから船で40分ほどの場所に位置し、かわいらしいパステル調の家が建ち並ぶ。この島の見どころはレース博物館で、かつてレース学校だった建物を博物館として利用しており、貴重なレース作品を見ることができる。
ブラーノ島
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ムラーノ島はヴェネツィアングラスが有名で、13世紀から職人たちにより脈々と受け継がれてきた。この島のガラスの工芸品は、ヨーロッパのみならず世界中の人々を魅了してきた。この島にはガラス博物館があり、現代までのガラス作品が展示されている。
ムラーノ島
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ヴェネツィアは、まるで絵画のような風景が広がる町。ゴンドラに乗って運河を行けば、また違った角度からその美しさを堪能できるだろう。ぜひ今回紹介した観光スポットを巡って、その魅力を満喫してほしい。