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広場でひときわ目を引くのが、金色のモザイクで輝くサン・マルコ寺院。その隣にはドゥカーレ宮殿。サン・マルコ寺院を背にすると、奥行157m、幅82mの広い空間が広がっている。右に見えるのがブロンズ像が乗る時計塔、左側の高い塔が鐘楼、さらに左、運河の近くに立つ円柱にはヴェネツィアの象徴である有翼の獅子像が乗っている。広場は回廊が取り巻き、さまざまな商店が並んでいる。寺院から向かって右側は、15~16世紀にヴェネツィアの最高の司法府であった旧政庁の建物。左側には16~17世紀に新政庁がおかれた。寺院の正面はナポレオンの翼壁と呼ばれ、ナポレオンによるヴェネツィア制覇後の19世紀になって建てられた場所である。