イタリア・ローマのおすすめ観光スポット10選!コロッセオやトレヴィの泉など絶対行くべき名所を紹介
2025.8.22
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ミラノはファッションの発信地として知られているが、長い歴史と文化をもち、芸術を身近に感じられる都市でもある。この記事では、そんなミラノを訪れる際に外せない観光スポットを厳選して紹介する。
ミラノのシンボルであるドゥオーモは、14世紀後半から約500年という歳月をかけて19世紀初めに完成したゴシック建築の傑作である。全長約158m、高さ約108mというスケールで、繊細な彫刻と尖塔で飾られ、荘厳な姿をしている。内部は美しいステンドグラスから光が注いている。屋上テラスに上ることができ、ミラノの美しい町並みを眺めることができる。拝観の際、服装と荷物検査があるため、肌の露出が多い服装は避けること。
ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)
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ミラノの町の中心部にあるヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは、ガラス天井と鉄のアーチが印象的なガッレリア(アーケード)。19世紀に建てられたもので、高級ブランドやショップ、レストランやが軒を連ねる。床にはモザイクが施されており、十字路付近にある雄牛のモザイクには、雄牛の急所部分にかかとを付けて反時計回りに3回転すると願いが叶うという伝説がある。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア
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世界文化遺産に登録されているサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を所蔵している。『最後の晩餐』は教会の修道院の食堂にあり、その素晴らしさをあえてここで言う必要はなく、実際に訪れてダ・ヴィンチが描いた世界を存分に味わってほしい。大人気のスポットであり、予約は必須。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
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ミラノを代表するブレラ絵画館には、ロンバルディア派やヴェネツィア派の作品をメインに、北イタリアのルネサンスを代表する作品が集約されている。絵画館に入ると、カノーヴァの『ナポレオンⅠ世の銅像』に迎えられる。見どころは、ラファエロの『マリアの結婚』、ジョヴァンニの『ピエタ』。その他、マンテーニャ、ティントレットやヴェロネーゼなどの作品も見ておきたい。
ブレラ絵画館
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スカラ座は、世界中で最も有名なオペラハウスのひとつ。1778年の開業以来、多くの著名な作曲家や演奏家がここで歴史的な公演を行ってきた。ここではぜひオペラを観賞したいところ。もし公演を見られなくても、館内にあるスカラ座博物館で、楽譜や衣装などの展示や劇場内部を見学して、スカラ座の雰囲気を味わうことができる。
スカラ座
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スフォルツァ城は、1450年にスフォルツァ家の居城として建てられた。ミラノにおけるルネサンス期最大の建物で、ミラノ公国を守る要塞の役割も果たしていた。かつてダヴィンチをはじめとする才能ある芸術家が集った場所でもあり、城内には複数の博物館や美術館がある。美術館に展示されているミケランジェロの傑作『ロンダニーニのピエタ』は必見。
スフォルツァ城
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ナヴィリオ運河は、ロマンチックな雰囲気が漂うエリアで、特に夕方から夜にかけての景観が美しい。ここはミラノに今も残る数少ない運河で、かつての町の面影を残している。周囲にはレストランやカフェが並び、地元の人々や観光客に人気のスポットとなっている。
ナヴィリオ運河
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科学者レオナルド・ダ・ヴィンチの偉業を展示している博物館で、科学技術に興味のある人は必見。博物館はかつて修道院だった建物を改装したもので、館内には科学技術の変遷をたどる資料が展示されている。レオナルド・ダ・ヴィンチのアトランティコの手稿をもとにした模型のほか、実物の機関車や潜水艦、中世の地球儀や天体望遠鏡などが展示されている。
レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館
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サンタンブロージョ聖堂は、4世紀に建立された、ミラノの守護聖人である聖アンブロージョを祀る教会。内部には、宝石などで装飾された黄金祭壇があり、祭壇の上部には金色の漆喰で祭壇天蓋が描かれている。
サンタンブロージョ聖堂
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スフォルツァ城内にある美術館で、ミケランジェロが晩年、10年の歳月をかけて制作した傑作『ロンダニーニのピエタ』が展示されている。未完であるとも、晩年の完成像ともいわれているが、いずれにしても間近でみればその世界観に引き込まれるだろう。
ロンダニーニのピエタ美術館
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ミラノは、現代的な都市の姿と歴史ある町並みが調和した都市であり、多くの芸術作品に出合える芸術の宝庫でもある。今回紹介したスポットは、どの場所も訪れる価値があり、あなたの旅をより充実したものにしてくれるに違いない。