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やっぱり行きたい冬ハワイ!ホリデーシーズンを楽しむ5つのヒント

小笠原リサ

小笠原リサ

更新日
2024年12月6日
公開日
2024年12月6日

1年を通して温暖で「常夏の島」というイメージが強いハワイですが、実はハワイにもちょっとした季節の変化があり、その時期ならではの楽しみがあるってご存知ですか? 今回は、冬のこの時期だからこそできること、冬にしか出合えないものをテーマに「冬のハワイを楽しむための5つのヒント」を皆さまにお届けします。

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1. クリスマスデコレーション

  • ロイヤル・ハワイアン・センターの大きなツリーはワイキキのクリスマスののシンボル

美しい街並みが魅力のハワイ。11月中旬頃から、徐々にクリスマスデコレーションであふれ街がさらに華やいでいきます。ロイヤル・ハワイアン・センターにビッグツリーやリースが飾られ、アラモアナセンターに巨大なサンタクロースの人形が登場すると、一気にクリスマスムード全開に! ホテルやショップも思いおもいにデコレーションしたツリーを並べ、街全体がラッピングされたかのようです。私はワイキキのホテルに飾ってあるツリーを見るのが大好き。散歩しながらツリー巡りをしています。世界的に有名なホテルが、徒歩圏内に何軒も立ち並ぶワイキキだからこそできる楽しみです。

昨年のハレクラニの様子。デコレーションは毎年変わります

初めての冬ハワイでしたら、ダウンタウンにある「ホノルル・ハレ」(ホノルル市庁舎)で行われる風物詩「ホノルルシティライツ」も一見の価値あり。見上げるほど大きなツリーに、南国らしいMr.サンタ、Mrs.サンタが飾られていて、なんとも陽気な雰囲気! 点灯式の日にはエレクトリックパレードもあるんですよ。キラキラと輝く夜はもちろん、青空の下で見るのがまたハワイらしくてすてきなのです。

【Risa’s Tips】

クリスマスシーズンはまだ冬休みじゃない……という方もご安心を。日本と異なり、ハワイではクリスマスが終わって年が明けてからもしばらくクリスマスデコレーションがそのまま飾られています。さらに日系の方が多く暮らすハワイは、門松などの日本のお正月のお飾りを出すホテルやショップも多くあります。ツリーの横にお正月飾り、というユニークな光景も楽しめますよ。

クリスマスツリーと門松が飾られた1月のホテルの様子

2. ニューイヤーのカウントダウン

  • フォートデルッシービーチからの眺め

クリスマスが終わったら、次のお楽しみは大晦日のカウントダウン。毎年、ワイキキビーチ沖で10分ほどの花火が打ち上げられます。午前0時が近づくと旅行者やロコのファミリー、カップルたちが続々と浜辺へ。ホテルによっては、カウントダウンの際に身につけて楽しむヘッドアクセサリーや鳴り物などがゲストに配られることも。大人も子供も関係なく、皆が身につけて楽しそうに歩いています。

そして年が変わる瞬間、打ち上げられる花火と共に大歓声が! そのにぎやかな年越しは、なんともいえない一体感があって、とてもピースフル。近くにいる人々と「Happy New Year!」と声をかけ合って新年を祝います。

日本の厳かな年越しももちろん大好きですが、ハッピーでワクワクするハワイの年明けは、「なんだか今年もいいことがありそう!」と自然と笑顔があふれる時間です。

【Risa’s Tips】

新年は初詣に行きたいという方は! ダウンタウンにある「出雲大社ハワイ分社」へ。日系移民への神道布教を目的に、1906年に建てられた由緒ある神社です。元旦にはお神酒も振る舞われ、日本にいるかのようなお正月を過ごすことができますよ。ハワイオリジナルの絵馬、お守りなどもあるので手に入れてみても。

狛犬にレイがかかっているなどハワイらしさも

3. クリスマスやニューイヤーのスペシャルメニュー

  • ビュッフェの種類豊富なデザートコーナーはつい目移りしてしまうほど

ほかにもこの時期、楽しみにしているのがイベント限定のスペシャルメニュー。ホテルやレストランが、この時だけしか食べられない趣向を凝らしたメニューを提供しています。私は毎年、ハレクラニ「オーキッズ」のクリスマスビュフェやニューイヤーズビュッフェを訪れるのがお約束。ダイヤモンドヘッドとワイキキビーチを臨む最高の景色のなか、生演奏のピアノの音色を聞きながら過ごすブランチタイムは、特別な人との時間にぴったりです。いつものサンデーブランチよりもさらにメニューが充実していて華やかに! デザートも、クリスマスやニューイヤー仕様になっていてたまらないかわいさなのです。お正月にはお雑煮まであるんですよ。大人気でなかなか予約が取れないので、私はいつも遅くても半年前には席を押さえるようにしています。

【Risa’s Tips】

クリスマスや年末年始は休みというショップやレストランも多くあるので、あえて出かけずホテルの部屋でホームパーティをするのもまたひとつの選択肢。スーパーに行くと、手軽に作れるイベント仕様のミールキットもたくさん種類がありますので、それを活用するのもありです。コンドミニアムタイプの部屋でしたら簡単クッキングもおすすめです。

  • お気に入りのサラダに色々な種類のドレッシングを買って試すのも楽しい

4. 出合えるチャンス倍増!ハワイのレインボー

滞在先のホテルから見た大きなダブルレインボー

11月から4月頃にかけて、ハワイは雨季。いわゆる冬ハワイ。まとまった雨が降ることは比較的少ないので、傘こそさしている人はほとんど見かけませんが、夏に比べると日差しが弱く、時折パラパラとシャワーのような雨が。そんな気分屋な天気のおかげで、虹の遭遇率が夏よりもグーンとアップするのです。ときには、感動級の大きなダブルレインボーに出合えることも! 特に朝や夕方に見られるので、そのタイミングで雨が降ったらチャンスの印。カメラを片手に太陽の逆側をついきょろきょろ。虹を探しています。

【Risa’s Tips】

もうずいぶん昔ですが、ハワイで暮らす友人に「ハワイで虹に出合えたら、またハワイに来ることができるんだよ」と教えてもらいました。その言葉がずっと心に残っているから、熱心に虹を探してしまうのかもしれません。

手が届きそうな低い位置に虹が出ることも

5. 冬にしか見られない最高のワイキキサンセット

日没後、空が幻想的な色合いを見せるマジックアワーも見逃せない

さらに、冬にしか楽しめない光景といえば、ワイキキビーチの水平線に真っ直ぐ沈むサンセット! ワイキキから水平線に日が沈んでいく様子を見られるのは、実は冬場だけ。水面にキラキラと光の道ができる様子は、息を呑む美しさ! 1日の終わりを幸福感でいっぱいにしてくれる、冬ならではの特別な時間を過ごすことができます。

夕日を見るのにおすすめのスポットのひとつが「ワイキキウォール」。ビーチに突き出した防波堤で、立ち並ぶホテル群やダイヤモンドヘッドを一望できます。先端に立ち、ぐるりと回転しながら景色を楽しんでみてください。まるで海の中から眺めているような気持ちになる癒しスポットです。

【Risa’s Tips】

夏場にワイキキでサンセットを楽しむなら、おすすめは! ヤシの木が等間隔に立ち並ぶ「カイマナビーチ」。水平線に沈むサンセットは見られませんが、赤く染まった空に浮かぶヤシの木のシルエットを撮影すると印象的な写真に。

絵画のようなハワイらしい写真が撮影できる

最後に

冬ハワイでホリデーシーズンを楽しむ5つのヒント、いかがでしたでしょうか。

季節によっていろいろな表情を見せてくれるハワイ。いつ訪れても楽しみが尽きません。冬だからこその魅力も、ぜひ体験してみてください。

年内のコラムは今回が最終ですが、また来年も皆さまと心躍る旅時間を共有できることを楽しみにしています。それでは、すてきな年をお迎えください。Happy Holiday!

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