• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

レインボーブリッジ&東京ゲートブリッジを封鎖!「レインボーライド2024」に参加!

TAKESHI

TAKESHI

更新日
2024年12月26日
公開日
2024年12月26日

環境にやさしく、健康にもよい自転車をさらに身近なものにするためのプロジェクト「Grand Cycle Tokyo」。このイベントの一つとして12月1日(日)に「レインボーライド2024」がお台場、若洲などの臨海地区で開催されました。普段は自転車では走れないレインボーブリッジ&東京ゲートブリッジを走行できる貴重な大会の参加レポートをお届け!

AD

約6000名もの自転車ライダーたちがお台場に集合!

自転車を押しながらスタート地点に進むライダーたち

今は朝の5時を過ぎたところ。暗いなか家を出て乗り継いだ、りんかい線はディズニーリゾートへ向かう人とマイ自転車を入れた輪行バッグを持った人たちでラッシュ時のような混み具合。東京テレポート駅に6時過ぎに着くも、まだ日の出前(この日の東京の日の出は6時32分)。
今回、レインボーブリッジと東京ゲートブリッジを全面通行止めにして、自転車のみが走れるイベント開催とのことで、これまでしまなみ海道や安曇野、ホノルルセンチュリーライドなどを一緒に走ったライド仲間5人でエントリーしました。
駅で自転車を組み立てていると、次から次からと輪行バッグを抱えた人たちが出てきます。私もセットアップをして、チェックイン地点へ。ここでフロントとテールライト、ゼッケン、ベル、ヘルメットなどのチェックを受けて、整列地点にゆっくりと進めます。友人たちとの合流を待つ間にもどんどん参加者が集まってきてスゴイ熱気。当然、スタート地点へはノロノロ進む自転車の大大渋滞。

今回私たちのエントリーしたロングライドコースは約4500名が参加。さらにミドル・ショートコースの参加者を含めると6000人近い人たちが集まっていたのです。

・当日の交通規制の案内:https://grand-cycle-tokyo.jp/rinkai/traffic-restrictions/

レインボーブリッジからライドスタート!

レインボーブリッジ(通常時の撮影)

やっとのことで、スタート地点のお台場海浜公園に着き、いよいよライド開始です。さっそくレインボーブリッジへ。首都高の台場入口からETCゲートをくぐり抜けて入ります。当然ですが、まずレインボーブリッジに入るまでもしっかりと登り。さあ、本線へ。右手に都心のビル群、左手には港湾地区を見ながら、いつも車で走っていると気がつかない橋のつなぎ目や欄干などにも目が行きます。
主塔部分を越えて登り切り、気持ちいい下りに。ライド中は撮影禁止だったので写真は撮れていませんが、車とは違い、東京タワーやお台場をゆっくりと眺めながら自身のスピードで走れるのは新鮮な体験です。
レインボーブリッジは一部のみの解放だったので、途中でUターンして再び坂を登り、台場出口へと下っていきます。

エイドステーションも長蛇の列

首都高湾岸線の下を走るトンネル、その名も「東京湾岸アンダー」を抜け、左、右に曲がり倉庫街を抜けて、次に「東京港海の森トンネル」へ。勾配はさほどではないのですが、平地部分がなかなか長い。それもそのはず、トンネルの上は東京湾ですから。途中ではビートの効いた音楽も聞こえ、参加者を元気づけてくれます。
そして最初のエイドステーション、「海の森公園水上競技場」へ。ここは東京オリンピック2020でカヌーやボート競技が行われた場所。栄養ドリンクと人形焼をいただき、ライドはまだ途中なのですがゲートブリッジを背に記念看板の前で写真を撮って、さあいよいよ次の橋、東京ゲートブリッジへ向かいます。

エイドステーションでいただいた人形焼

東京ゲートブリッジのなだらかに登っていく坂にひるむ(笑)

東京ゲートブリッジ(通常時の撮影)

東京ゲートブリッジは全長約2.6キロメートル。これまで車でも走ったことがなく、初めてそれも自転車での走行。写真のように登りの勾配もかなりキツそうです。ここは橋中央部分までの登りが長く、他の自転車に追い抜かれながらもマイペースで登っていきます。
橋の両サイドに広がる東京湾、右手にはアクアラインや千葉方面が見え、登りきる手前から左手には筑波山までがくっきり見えます。こんな景色が見えるとは予想していなかったので感動しながら下りへ。
気持ちよく風を切りながら一気に下りを降りきり、若洲海浜公園のサイクリングロードを回ります。右手にはディズニーリゾートのホテル群や園内アトラクションの建物、そして葛西臨海公園の観覧車も見えてきます。サイクリングロードを往復したところで2回目のエイドステーションへ。

東京ゲートブリッジの下には富士山が

なんと、この場所からは今走った東京ゲートブリッジの下に雪をかぶった富士山がキレイに見えます。背にして走っていたのでまったく気がつかなかったんですね。
誰もが思い思いのポーズで富士山と東京ゲートブリッジをバックに写真を撮っています。                                  そして帰路へ。再び東京ゲートブリッジを登り(若洲サイドからはやや短めの坂)、富士山を見ながら気持ちよく下り、「海の森トンネル」を通り抜け、東京ビックサイトを右手に見ながらお台場地区を通り抜けてついにゴール!終了後にはお水と豚汁をいただき、ほっと一息。

「レインボーライド2024」参加レポート:まとめ

若洲海浜公園から東京ゲートブリッジを眺める

今回の走行距離は約35キロと長くはなかったのですが、レインボーブリッジと東京ゲートブリッジの両方の橋とも自転車での登りはなかなか大変でした。その分、風を切って走る下り坂の爽快感は自転車ならではの醍醐味、気持ちよすぎます。また、いつもは車しか走れない橋の上を自転車のみが走っていくさまも壮観でした。
この日は奇跡的に風もなく穏やかな晴天に恵まれ、筑波山や富士山も見ながら、ライド仲間と一緒に自身の自転車で気持ちよく走れた満足感。また、海の森公園や若洲海浜公園など海に囲まれた公園を知れ、改めて訪れたいと思いました。
2025年は国際自転車競技連合(UCI)公認の国際自転車ロードレース「The Road Race Tokyo」として多摩地区を走る大会になるとのことで、このコースでのイベントは開催されないようです。が、再来年以降に実施されれば、ぜひ自転車で走ってみることをおすすめします。

・グランドサイクル東京:https://grand-cycle-tokyo.jp

トップへ戻る

TOP