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【2025年最新版】ドバイのファストフード調査!マクドナルドvs.中東発のアルバイクを徹底比較

Remi

Remi

ドバイ在住トラベルライター・プロデューサー

更新日
2025年7月1日
公開日
2025年7月1日

ドバイといえば高級レストランのイメージが強いかもしれませんが、実はファストフードチェーンも大充実。多国籍な人々が暮らすこの都市では、世界中のファストフードが楽しめます。

なかでも外せないのが王道の世界的チェーン店、マクドナルドとサウジアラビア発のチキン専門店Albaik(アルバイク)。今回はドバイの人気ファストフードとしてこの2大ブランドに注目し、価格・メニュー・店舗の雰囲気などの観点で比較調査しました。

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世界のマクドナルド vs 話題の中東ブランド、アルバイク

マクドナルドはUAE全土に現在170店舗以上と圧倒的シェアを誇る

ファストフードの代表格、マクドナルドは多国籍のドバイで“安心感のある選択肢”として観光客や在住者にも圧倒的な人気を誇ります。

そんなマクドナルドに追随し、アメリカを始めアジア、中東のファストフード店がドバイには豊富に揃っています。なかでもローカル&中東発の注目ブランドが、アルバイクです。

モール・オブ・ジ・エミレーツなど、UAE国内に10店舗以上を展開

2021年にドバイに進出したサウジアラビア発のチキン専門店アルバイクは、フライドチキンを中心に、手ごろな価格とそのカリカリ食感でとくに若年層を中心に人気を集めています。

アルバイクは中東ローカルの誇りとして支持を広げている

マクドナルド vs アルバイク、定番メニューで価格を比較

マクドナルドのセットメニューは1000円以上するものがほとんどで、価格は日本よりやや高め

2025年5月現在、ドバイのマクドナルドではビッグマックミール(ポテト&ドリンク付き)が 27dhs(約1100円)。ドリンクやサイドのカスタムも充実しています。一方、アルバイクでは7ピースチキンナゲットセット(ポテト・バンズ付き)が14dhs(約560円)と、ドリンクを足してもリーズナブル。

ドバイでは普通のレストランでランチをすれば50dhs(約2000円)以上は当たり前なので、20〜30dhsで済むファストフードはやはりお手軽です。

  • ビックマックは日本のメニューとサイズや味はほぼ同じ
  • チキンメニューにはポテトとバンズ付きがアルバイク流

味やオリジナルメニューは?

日本にはない中東限定メニューはご当地感を楽しめる

マクドナルドはいわずと知れた安定の味、日本とあまり変わらない味を楽しめます。また、アラブ圏向けにハラール対応はもちろん、中東限定の「マックアラビア・チキン(McArabia Chicken)」など旅行気分でちょっとしたご当地感も楽しめます。もちっとしたアラビアパンでチキンパテと野菜を包んだシンプルなメニュー。ガーリックソースとの相性も良く、あっさり食べられるメニューです。

唐揚げのようなサクサクのチキンがやみつきに!「BAIKEEZ Chicken Thigh Meal 」5ピース(ポテト・バンズ付き)13dhs(約520円)

一方でアルバイクの魅力はスパイシーでサクサクのチキン。メニューはスパイシーとマイルドから選べ、ガーリックソースとの相性が抜群。揚げ物中心ですが、シャワルマなどのアラビックメニューもありますよ。

ファミリーに人気のキッズミール

そして日本でも常に付録のおもちゃが話題のハッピーセット。海外ではハッピーミールとよばれます。

マクドナルドのハッピーミールはかわいらしいボックスに入っていて、日本同様に、チキンナゲットやチーズバーガーなどから選べるメインに、ポテト、ドリンク、そしておもちゃが付く定番スタイル。おもちゃは日本と違って受け取った瞬間に中身が分かるオープンスタイル! AED18(約720円)と日本よりややお高めです。

  • ドバイでも大人気のポケモンは定期的に付録に登場!
  • 上映中の映画キャラクターがよく登場するので話題性も抜群

アルバイクにはキッズミールというメニューはありませんが、辛さを選べるのでマイルド味にすれば子どもも食べられます。ただし、マイルド味でも少しスパイスが入っていて、小さなお子さんには辛く感じることがあるので要注意。遊び心を重視するならマック、ボリュームと価格重視ならアルバイクかなと思います。

店舗の雰囲気・アクセス・利用しやすさをチェック

道路沿いにもたくさん店舗があるので気軽にドライブスルーができる

マクドナルドは空港やショッピングモールなどの大型施設には必ずといっていいほど店舗があり、ガソリンスタンド併設や路面店など、どこも広くて清潔。店内はタッチパネル注文や決済が主流で、回転も早く、注文から受け取りまでストレスは少なめ。また、屋内遊び場付き店舗もあり、キッズフレンドリーな空間も特徴のひとつ。

注文中や食後に子供たちが遊べる場所は子連れに嬉しいポイント
  • 写真付きのタッチパネルで簡単にオーダー
  • ゆっくり過ごせるマックカフェはカフェ文化のドバイとの相性抜群

アルバイクは話題性も高く、ドバイモールなど週末は行列ができる店舗も。基本的に対面でのオーダー&支払いなので、受け取りまでやや時間がかかります。並び始めて15分~30分待ちを想定して時間に余裕を持っていくのがおすすめ。

アルバイク店舗はモールのフードコートなどにあり、週末は行列ができることも

これだけじゃない!ドバイの主要なファストフードチェーン

モールのフードコートでは、ファストフード店がずらっと並び、選び放題!

ドバイには国際ブランドのマクドナルド、中東発のアルバイクに加えて、世界中のさまざまなファストフード店が揃っています。

実はあまり知られていませんが、ドバイ発のハラールチキンチェーン店「Chicking(チキング)」もイスラム圏を中心にアジア、アフリカでも展開している成長ブランド。また、アジア代表といえば、フィリピン発の「Jolibee(ジョリビー)」もドバイのフィリピン人コミュニティを中心に人気。そのほか、ファストフード王国アメリカの人気ハンバーガー店「Five Guys(ファイブ・ガイズ)」など日本未上陸の話題ブランドも要チェックです。

  • 日本未上陸のFIVE GUYS 
  • 日本でも人気のSHAKE SHACK

まとめ

マクドナルドはやはりドバイでも安心して訪れることができる定番のお店です。価格は日本よりやや高めでも、味・サービス・利便性のバランスが取れており、特に在住者には使いやすい存在です。一方でアルバイクは、話題性と価格の手頃さが魅力のローカル発ブランド。特に旅行者やチキン好きには一度試してみる価値あり! 観光や買い物の合間に休憩がてら食べ比べをしてみては?

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