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2024.12.24
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伊勢神宮奉納全国花火大会は、全国から選抜された花火師が伊勢神宮に花火を奉納する大会。1発1発に花火師の想いが込められた芸術作品を楽しむことができます。今回は、そんな伊勢神宮奉納全国花火大会について紹介します。
三重県伊勢市にある伊勢神宮は、正式には「神宮」といい、正宮をはじめ、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社、あわせて125の宮社で構成されます。
正宮は、五十鈴側のほとりにある皇大神宮(内宮)と、伊勢市の中心部にある豊受大神宮(外宮)からなります。内宮は、天照大御神を祀っており、約2000年の歴史があります。ご神体は三種の神器のひとつである八咫鏡です。外宮は、豊受大御神を祀っており、約1500年の歴史があります。お伊勢参りは外宮から参るのがならわしです。
また、正宮は「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」という日本古来の建築様式で造られており、そのシンプルながらも美しい建築物も見どころのひとつです。
周囲には豊かな自然が息づき、神聖な雰囲気を漂わせています。
伊勢神宮奉納全国花火大会は、全国から選抜された花火師が伊勢神宮に花火を奉納する「競技花火大会」であり、大曲と土浦の花火大会と並ぶ日本三大競技花火大会にも数えられています。
競技部門は、各花火師が直径約15cm の5号玉3発、直径約30cm の10号玉1発を順に放揚する「打上花火の部」と、さまざまな花火がリズミカルに打ち上がる「スターマインの部」で構成されます。競技大会ならではの芯入り花火や創造花火が魅力です。さらに今大会では、伊勢市制施行20周年を記念したスターマインを中盤に放揚、迫力満点のワイドスターマインがクライマックスを飾ります。
観覧席も販売中ですので、ぜひチェックしてみてください。
花火を観賞する際は『地球の歩き方 日本』も参考に、夏の風物詩を満喫してください!