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【2025年版】タイ旅行に必須!タイデジタル到着カード(TDAC)の概要と申請方法
2025.6.6
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タイ・バンコクは、寺院巡りやショッピング、グルメまで楽しみが尽きない人気の旅行先ですが、円安の今、旅行費用を抑えながら旅を満喫するための工夫も欠かせません。この記事では、旅の準備や現地での移動、ショッピング、観光など、バンコク旅行でコスパとタイパをかなえるお得テクニック20選をご紹介。初めての旅行者もリピーターも、上手に活用して旅の満足度をぐっとアップさせましょう!
バンコク旅行の時期を決めたら、両替方法や入国カード、現地のアクセス情報などの旅の最新テクニックをチェックしておきましょう。
気候で選ぶなら、暑さが和らぐ10月中旬~2月中旬の乾季がベスト! 次に、5月中旬~10月中旬の雨季も1日中雨が降り続くことはまれなのでおすすめです。注意したいのは、降水量が増える雨季の終わり頃。水はけの悪い道路が冠水して身動きが取れなくなることも。2月中旬~5月中旬の暑季はとにかく暑いので、屋外の観光は覚悟が必要です。
値段で選ぶ場合、お盆を除いた7~8月の夏休み時期が狙い目。年末年始やゴールデンウイークが最も高く、次いでお盆とシルバーウイーク、気候がよい卒業旅行シーズンの2~3月も高めです。
タイバーツはレートが悪いので「日本で両替しない」が鉄則! バンコクの空港には24時間営業の両替所があるので、心配せずに日本円を持っていきましょう。
スワンナプーム国際空港の場合、B階のエアポートレイルリンク手前に並ぶ両替所は、比較的よいレートで両替できます。ただし、営業時間は5:30〜24:00なので到着時間によっては注意が必要。両替金額は、1万円程度を変えるのがおすすめです。
両替所ごとの為替レートは、タイバーツ満員御礼両替所などの日本語サイトでチェックができるので、両替する際に迷ったらこれらのサイトで確認してみましょう。
基本的にレートがよいのは銀行ではなく両替所。両替所はライセンスをもった店しかなく、手数料が取れられることもないので安心です。特に町なかでよく見かけるスーパーリッチタイランド(Superrich Thailand)は、レートがよくおすすめ!
バンコク市内の移動は高架鉄道BTSと、おもに地下を走るMRTブルーラインがメインになります。多くの観光地はこのふたつがカバーしていますが、今現在も延伸工事が行われているので、旅行の際には最新の路線図を確認しておきましょう。
鉄道の乗り換えは、世界の都市に対応したナビタイムの路線図・乗り換え案内アプリのナビタイムトランジット(NAVITIME Transit)が便利。アプリをダウンロードしなくても、公式ページから検索することも可能です。いずれも無料で使えます。
バンコクは世界屈指の美食タウン。屋台やフードコートで安うまを楽しんでもよし、ミシュランガイドの星付きレストランで最先端のタイ料理を楽しんでもよし!
バンコクのグルメに関するSNSの情報は膨大なので、初めてや久しぶりのバンコクなら、ガイドブックに掲載されている安定して人気のある店を選ぶのも手です。
そのほかにチェックしておきたいのが、有名グルメガイド『ミシュランガイド・タイ』。2025年度版では、3つ星1店、2つ星7店、1つ星28店が選出されました。安くておいしい店「ビブグルマン」も156店あります。
たくさんあって選ぶのに迷ってしまうバンコクのフードコートですが、あまり深く考えず、便利な場所を選んで大丈夫! 行く予定の観光地やショッピングセンター、滞在しているホテルの近くなどを選ぶとよいでしょう。
フードコートだけを目的に行っても楽しいのが、巨大ショッピングセンター・アイコンサヤームの中にあるスックサヤーム(Sook Siam)。水上マーケットを模した空間にタイの地方料理の屋台が点在していて、観光気分も楽しめます。
スックサヤームの詳細情報
観光やショッピングで疲れたときに気軽に利用したいのが、フードデリバリーアプリのグラブ(Grab)とラインマン(Line Man)。タイにはもともとテイクアウト文化があるので、ドリンクひとつからホテルに注文できます。有名店や人気店のメニューが注文できることもあるので、気になった店をチェックしておくのがおすすめ! 受け取りはホテルのエントランスやロビーで行うのが一般的です。
バンコクのチャイナタウンは、安うまグルメの宝庫。高級食材のフカヒレやアワビ、ツバメの巣まで、お手頃価格で食べられるので行かなきゃ損です! 人気店のフアセンホン(和成盛、Hua Seng Hong)では、フカヒレスープが440バーツ(約1996円)で楽しめます。
フアセンホンの詳細情報
バンコクの夜景を楽しみながらお酒や食事が楽しめるルーフトップバーは、夜の過ごし方の定番。しかし高級ホテルの最上階にある店は、ドレスコードが厳しかったり、カジュアルでは雰囲気を楽しみにくかったりすることも。
気軽に行ける店を探しているなら、2024年オープンのアカラ・スカイ・ハヌマーン(Akara Sky Hanuman)へ。「1日観光したそのままのファッションで気軽に利用できるルーフトップバー」がコンセプトなので、ドレスコードはありません。フードやドリンクもタイらしさ満点で、20:00(週末は19:30)からはタイ舞踊などのパフォーマンスも楽しめます!
アカラ・スカイ・ハヌマーンの詳細情報
バンコクでの買い物でマストのプチプラが楽しいマーケットやドラッグストア利用のコツを伝授!
バンコクで意外と多いのが現金しか受け付けない店。タイもキャッシュレスが進んでいますが、タイの銀行口座と紐づいたコード決済が主流で、旅行者は使えません。クレジットカードは大手スーパーマーケットやショッピングセンター、数百バーツ以上の買い物が基本となるような店でしか使えないため、思いのほか現金が必要な場面が多いです。
また、マーケットや露店では1000バーツや500バーツの高額紙幣で支払いたくても、おつりの用意がないことがあります。スムーズに買い物ができるよう、10バーツ硬貨や20バーツ紙幣、100バーツ紙幣の小額紙幣は用意しておきましょう。
バンコクでは夕方から夜にオープンするナイトマーケットが大人気! 市内には大小さまざまなマーケットが20以上あるといわれ、ローカルも遊びに行く場所になっています。屋台グルメを楽しみながら、ショッピングをして、ネイルサロンやマッサージで癒やされるのが定番の過ごし方。
今バンコクで最も勢いがあるのは、2024年11月にラチャダーに移転したジョッド・フェアズ・ラチャダー(Jodd Fairs Ratchada)。1000以上のショップが集まり、地元の学生や会社帰りの若い人の姿も多数! 年中無休なので、旅行の日程を気にせずに行けるのも魅力です。
ジョッド・フェアズ・ラチャダーの詳細情報
週末のみオープンするチャトゥチャック・ウイークエンド・マーケット(Chatuchak Weekend Market)は、1万5000軒のショップがひしめくバンコクの名物市場。ファッションや雑貨、スパグッズ、園芸用品からペットまで、何でもありの市場は、編集スタッフが毎回プライベートでも訪れる場所です。若手デザイナーの登竜門的な存在でもあるため、最新トレンドもチェックできますよ!
チャトゥチャック・ウイークエンド・マーケットの詳細情報
バンコクのドラッグストアといえば、イギリス生まれのブーツ(Boots)と香港生まれのワトソンズ(Watsons)。どちらもショッピングセンターには必ず入っています。ドラッグストアで購入できるタイらしい日用品はバラマキみやげにもぴったり! コスメ専門のショップには劣りますが、人気のタイコスメもチェックできるありがたい存在です。
日本人のセンスで集められた雑貨が買えるショップは、時間がない旅行者の強い味方! バンコクの人気雑貨店として有名なチコ(Chico)では、トレンドを意識してセレクトされた伝統のタイ雑貨からオリジナル雑貨まで幅広く購入できるので、一度は足を運びたいお店のひとつです。
オーナーのチコさんはタイ原産のシャム猫の保護活動を行なっており、ショップの一部は猫と触れ合える癒やしのスペースになっています(有料)。扉付きの隔離されたスペースなので、猫が苦手な人も一緒に買い物を楽しめます。
ショップは大きな一軒家を利用しており、ソファでリラックスできるカフェも併設しています。かわいいカフェラテと一緒に、ワッフルやケーキなどのスイーツや、トースト、サンドイッチなどの軽食を楽しんでください。
チコの詳細情報
定番の観光スポットも10年前とは様子が変わっています。バンコクの今を感じられる観光スポットや楽しみ方をお伝えします!
2018年に完成したマハーナコーンタワーは、バンコクの象徴ともいえる特徴的なデザインの建物です。最上階74〜78階にはバンコクで最も高い展望台があり、ガラス張りの床を歩くことができるとあって大人気! 入場料は時間帯によって変動しますが1000バーツ(約4536円)程度と、タイの物価で考えると高額です。
それが無料になる唯一の方法が、76〜77階にある創作メキシカンレストランのオホ・バンコクを利用すること。ひとり当たりランチ1500バーツ以上、ディナー2000バーツ以上(税・サ別)の食事で、展望台へ無料でアクセスできるんです! 最高のメキシカンと展望台が楽しめたら一石二鳥ですよね。
マハーナコーン・スカイウォークの詳細情報
近年話題のソンワート通り(Song Wat Rd.)は観光客が行っても楽しいストリート。旧市街に位置し、100年以上前の建物をリノベーションしたギャラリーやカフェ、ショップが急増中です。グルメタウンである中華街ヤワラートや、ストリートアートで注目のタラート・ノーイ地区とも隣接しているため、半日かけて歩いて巡ることも可能です。
バンコク三大寺院のひとつであるワット・アルンでは、タイの民族衣装を着て写真を撮るのが大ブーム! 大仏塔の周辺は、プロのカメラマン付きで撮影をしている地元の女の子たちでいっぱいです。このかわいい衣装は、なんとヘアセット付きで250バーツ(約1134円)程度! ワット・アルン裏の通り周辺にたくさんのコスチュームショップが並んでおり、予約なしで利用できます。
マハサネ(Mahasane)の詳細情報 ※写真の衣装を借りたショップ
コロナ禍真っただ中の2020年に、BLドラマ『2gether』で世界中から注目を集めることになったタイのエンターテインメント。今や推し活のためにタイ渡航を繰り返すファンも少なくありません。タイ旅行をプラン中の人は、まずは人気の映像作品を配信サービスでチェックしてみて! タイの作品はほとんどがロケで撮影されているので、バンコクに行くだけで作品の世界が楽しめます。
バンコクでは、町のいたるところにマッサージ店があり、どこに行こうか迷うことも多いはず。当たりハズれはマッサージ師の腕によるところが大きいため、運次第になりますが、どうしてもハズしたくない人は、マッサージ師の教育がしっかりしている店を選ぶのが安心です。
そこでおすすめなのが、ヘルスランド(Health Land)。現在バンコクに8店舗をもち、中心部の店舗は直前では予約が取れないほどの人気です。ローカルにも支持される理由がお手頃な価格設定。高級スパのようなラグジュアリーな雰囲気で、タイ古式マッサージが2時間700バーツ(約3185円)、フットマッサージが1時間400バーツ(約1819円)で受けられます。予約は公式LINEから英語で行うのがおすすめです。
ヘルスランド(アソーク店)の詳細情報
今回は、最新のバンコクを賢く旅する20のテクニックを紹介しました。もっと知りたい方は、363の旅のテクニックやバンコクのスペシャリストに聞いたおすすめのレストランやスパなどを紹介している『バンコク ランキング&マル得テクニック!』をチェックしてみてください。