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透き通る海がどこまでも広がる常夏の楽園、サイパン。外国ながら成田空港からの直行便でわずか3時間半、時差も1時間と気軽に訪れることができるのが魅力です。今回サイパンをナビゲートしてくれたのは、歌手の森高千里さん。プライベートを含め、これまでに4回サイパンを訪れており、ご自身の歌詞にも「サイパン」が出てくるなど、縁の深い場所です。今年デビュー38周年(サイパンイヤー!)を迎えた森高さんとともに、撮り下ろし写真と特別インタビューを交えながら、最新のサイパンの過ごし方をご紹介。のんびり大人の休日を楽しめるサイパンの魅力に迫ります!
往復ともにユナイテッド航空の直行便を使うなら、3泊~4泊がスタンダード。島自体は小さく端から端まで30分ほどなので、3泊あれば見どころは十分見られますが、4泊あると日程にゆとりができます。1日目は到着日、2日目から観光へ!
| 便名 | 出発地 | 出発時間 | 到着地 | 到着時間 | 運行曜日 |
| UA825 | 成田 | 17:55 | サイパン | 22:35 | 火・木・日 |
| UA824 | サイパン | 13:15 | 成田 | 16:00 | 月・水・金 |
成田空港から週3便運航されている直行便を利用すれば、約3時間半で常夏の島へ。到着後はそのままホテルへ直行し、明日からの観光に備えてゆっくりと体を休めましょう。
最初に向かうのは、レストランやショップが集まるサイパンの中心地・ガラパン地区。サイパン島の西側、島の中心部に位置し、ホテルやレストラン、ショップが集まるエリアです。
2022年にオープンした「Hafa Bean(ハファビーン)」は、ネオンサインが光るスタイリッシュなカフェスタンド。島内の焙煎所でローストされた「マリアナコーヒー」を使用した一杯が評判です(※入荷状況により異なります)。 イングリッシュマフィンやグリドルといった軽食も抜群の美味しさ。朝6時から営業しており、ローカルの人々が絶え間なく訪れる人気店です。
ガラパン地区の目抜き通りにあたるのがビーチロード。この通りをぶらぶら散策しながらサイパンの二大おみやげ屋さんであるI LOVE SAIPANとABC Storeでショッピングタイム。ガラパンは歩いてみると意外と広く、日陰も少ないため、散策は少しハードに感じることも。その点、I LOVE SAIPANとABC Storeはほぼ道路を挟んで向かい合っており、効率よく買い物ができます。どちらも夜遅くまで営業しているのもうれしいポイント。おみやげにはサイパンに自生するスーパーフルーツ、ノニを使った製品の数々や、ここでしか買えないキュートなキャラグッズをゲット!食品ではサイパン島のお隣、テニアン島の激辛唐辛子ペースト「テニアンペッパー」や、ハーマンズベーカリーのクッキーが有名で、なかでもグズリアというクッキーはかりんとうのようで食べやすいです。ショッピングモールDFSは臨時休業中なのでご注意ください。
また、Joeten Hafa Adai Shopping Center(ジョーテン・ハファダイ・ショッピング・センター)という、生鮮食品、スナック、お土産などを取り扱う地域で人気の食料品店もガラパン内にあるようなので是非そちらもご活用ください!
午後はサイパンの代名詞であるマリンアクティビティへ。高い透明度を誇るサイパンの海はシュノーケルでも十分に楽しめます。船で沖合へわずか10分。世界でも珍しい「沈没船ポイント」でシュノーケリングを楽しめます。全長123mの巨大な船の遺構は迫力満点!高い透明度を誇る海の中、カラフルな熱帯魚の群れや、光のカーテンを悠々と泳ぐウミガメとの遭遇に、感動が止まりません。
アクティビティの後は、ガラパンの喧騒から離れた北部の隠れ家「アクアリゾートクラブ サイパン」へ。ここはまさに大人のためのリゾート。プライベート感満載のビーチを歩いたり、プールバーでトロピカルカクテルを片手にくつろいだりと、波の音を聞きながら、ゆったりと流れていく時間を楽しめます。夕食はホテル内のレストランへ。小さなポーションのアペタイザーなら$10〜と、良心的な価格で本格的な味を楽しめるのも魅力です。週末にはディナービュッフェも。
また、ホテル内で行われるサンセットBBQディナーショーではジューシーなステーキや新鮮なシーフードを味わえるだけでなく、現地の文化を感じられるショーも開催。是非チェックしてみて!
アクティブに楽しんだ2日目に続き、3日目はサイパンの美しさをゆったりと噛みしめるプランがおすすめ。無人島でのリラックスタイムや、地元で評判のこだわりグルメを巡り、南国での休日を心ゆくまで満喫しましょう。
午前中はガラパンの港から15分ほどフェリーに乗ってマニャガハ島へ。サイパン島西側にある無人島で、白砂が輝くビーチはサイパンで最もきれいともいわれています。パラセーリングやバナナボートなどマリンアクティビティが料金に含まれているパッケージツアーなどもありますが、熱帯の植生を感じながら島内をぐるりと15分ほどかけて散策したり、ビーチでのんびり過ごすのもおすすめ。遊泳区域は遠浅かつ波はおだやかで、魚の姿が見られることも。島内にはシャワーとトイレ、簡単な売店、レジャーグッズのレンタル店も完備しています。
※マニャガハ島到着時の下船時に入島税$10の支払いが必要
マニャガハ島から戻ったらガラパン地区でランチタイムへ。サイパンで今最も人気なお店のひとつSweet Lane(スイートレーン)は2022年にオープンして以来その食事のクオリティの高さで評判です。それもそのはず、夫はシェフ、妻はパティシエというオーナーの2人は、日々パンやグラノーラ、ベーコンにいたるまで店で出すものはすべて手作りしているんだとか。細部までこだわって丁寧に作られた料理の数々はボリュームがありながらもペロっと食べられてしまいます。良心的な価格設定もうれしいお店で、ローカルの人々で常ににぎわっています。
ランチ後はフリータイム。アメリカンメモリアルパークを訪れたりなどガラパン地区をさらに散策するのも良いですが、アクティブ派であればタクシーに乗ってサイパン島の最高峰タポチョ山に足を延ばしても。絶景で知られるタポチョ山はガラパン地区から約10km、20分ほど。天気が良ければ、サイパン全土が見渡せ、海上にはテニアン島、ロタ島を臨むこともできます。途中未舗装の道路を走るので、レンタカーの場合は慎重に運転を。
夕暮れ時にぜひ訪れたいとっておきの場所がガラパン地区北部の高級ホテル、マリアナズビーチリゾート(旧ハイアットリージェンシー)内のバー、Skipper’s Bar(スキッパーズバー)。屋根付きのテラス席で風を感じながら飲み物片手に過ごすカクテルアワーは、最高の贅沢です。天気が良い日の夕暮れ時は目の前に日が沈み、ロマンチックな時間を過ごせます。
夕食はアメリカのアンガスビーフ協会が認めた最上級ランクの牛肉が食べられるサイパンきっての名店、カントリーハウスレストランで。驚くほどのやわらかさとコクは、さっぱりしていながらも旨味あるテンダーロインでも、牛肉らしい脂身も味わえるリブアイでも、どの部位でも感じられます。アメリカ西部を意識した内装や音楽にテンションもアップ!想像以上に重たくなく、ペロリと食べられてしまうので、少し多めに頼むのがおすすめです。
ホテルに戻ってから星空ツアーへ出発。サイパンは星降る島と呼ばれることもあるほど、光害が少なく、空気も澄んでおり星空観測には最高の環境が整っています。北半球にありながらも緯度が低いサイパンでは、南十字星など南半球の星座を観測できることも。満点の星空を眺めて旅を締めくくりましょう!
午前はホテルでゆっくりしてから、午後のフライトで成田空港へ。成田空港には16時着になります。翌日からの仕事や日常にもスムーズに戻れるのが、サイパン旅のうれしいポイントです。
デビュー38周年を迎えた森高千里さん。今回でサイパン訪問は4回目。「私がオバさんになっても」の歌詞にもサイパンが登場するなど、森高さんにとって特別な場所でもあります。
「『私がオバさんになっても』の歌詞を書いたときはサイパンに来たことはなくて、20代の方たちが気軽に行ける南国っていうとサイパン、グアムだったんです。彼とどこかに遊びに行く、っていう歌詞を書こうと思ったときに、サイパンがいいなと思いました。その後お仕事でサイパンに来られましたし、2回目にはプライベートで来たんです。」とサイパンとの関係を振り返ってくれました。
そんな森高さんがサイパンで印象に残っているポイントは––––––。
「そうですね、やっぱり海がすごくきれいで、透き通ってる。初めて来たときに近いし、開放感があって、すごくそれが気持ちよかったです。プライベートで来た時には子どもが小さかったので、飛行機の移動のことなども考えると、なかなか3時間以上というのはつらいかなというのがあって。でもやっぱりあったかいところにみんなで行きたいね、という話からゆっくり過ごせるサイパンにしました。もう20何年前の話ではあるんですが。」色々な時代のサイパンを見てきた森高さんには今回の旅で再発見したサイパンの良さがあるといいます。
「久しぶりに来て、10何年前に比べると行ってた店がなくなってしまっていたり、さみしい気持ちもあります。でも本当に今回思ったのはすごくサイパンの人達が優しくて、フレンドリーで。お店に入ったりしたとき、すごく丁寧だし、優しいし、サービス精神もとてもあって。他の外国に比べてより日本に近いっていうか。そういうサイバンの人の優しい気持ちに触れて、うれしかったです。
これからサイパンに来られる方もそんな優しさを感じられるんじゃないかな、と思います。ご飯もどこも美味しかったです。」
最後には歌手ならではの観点も教えてくれました。
「あとは湿度(笑)。このうるおいが肌にも喉にも優しくて、…いいなって思います。」
ステージで歌うときには、歌詞を書いたときの気持ちを大切に感じながら歌っている、という森高さん。穏やかでリラックスした笑顔で、サイパンの変わらぬ魅力を語ってくれました。
肩の力を抜いてのんびりできる大人向けリゾート地、サイパン。物価は決して安くはありませんが、ハワイほど高くなく、直行便もあるので行きやすいのも魅力です。年間平均気温27度の暖かいサイパンで大人の休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
撮影 玉置順子(t.cube)
ヘアメイク 渡辺真由美(GON.)
スタイリング 宇賀愛
撮影協力 マリアナ政府観光局
執筆 井上優(フリーランス編集・ライター)