B20 地球の歩き方 中米 2018~2019
ガイドブック ガイドブック 南北アメリカ
2017.09.21 発売
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ニカラグア湖に浮かぶオメテペ島は、ふたつの火山が象徴的な島で、エコツーリズムの拠点となっている。ハイキングやカヤック、サイクリングなど、自然を存分に楽しむアクティビティが満載だ。静かな湖畔の村で過ごす時間は、都会の喧騒を忘れ、心身をリフレッシュさせる最高のひとときとなるだろう。また、島内には古代のペトログリフ(岩絵)が点在し、古代文明の足跡をたどることもできる。
古都グラナダとレオンは、スペイン植民地時代の歴史が色濃く残るエリアだ。グラナダのカラフルな建物や石畳の道は、散策するだけで心が躍る。レオンでは、中央アメリカで最大のカテドラル「レオン大聖堂」を訪れるのがおすすめ。内部には歴史的な芸術作品が並び、屋上からの眺望は格別だ。また、サンドイッチひとつとっても、街の歴史や文化が感じられる。これらの街を訪れることで、ニカラグアの豊かな文化遺産に触れることができる。
ニカラグアの太平洋岸には、まだ観光客にあまり知られていない美しいビーチが点在している。サンファン・デル・スールはその代表格で、サーフィンやスキューバダイビング、シュノーケリング、ホエールウォッチング、乗馬など、数多のアクティビティが楽しめる人気のスポットだ。少し足を伸ばせば、静かで穏やかなビーチもたくさんあり、ゆっくりとした時間を過ごすのに最適だ。夕暮れ時に見る太陽が海に沈む光景は、日々の疲れを癒す一瞬となる。
ニカラグア共和国
約13万370平方キロメートル
約695万人
マナグア
憲法上、信教の自由を保障している。多くはカトリックで、プロテスタントも増えてきている。
スペイン語
2024年10月現在、全土に「レベル1:十分注意」の情報が出ている。比較的デモや集会は落ち着きつつあるが、渡航時には最新情報を必ず確認すること。
日本からニカラグアへは直行便がないため、アメリカやメキシコを経由する必要がある。一般的に、成田からヒューストンやロサンゼルスを経由し、マナグアまでの所要時間は乗り継ぎ含め約20~25時間程度。航空会社によって経由地や所要時間が異なるため、事前にルートを確認しておこう。
太平洋沿岸部は、年間を通じて温暖であり、11月から4月が乾季、5月から10月が雨季に分かれている。乾季が始まる11月には多少の降雨が見られることもあるが、12月以降はほとんど雨が降らないのが特徴だ。一方、カリブ海沿岸は雨が多く、雨季が長いのが特徴。
日本との時差は-15時間。サマータイムは実施していないため、年間を通じて時差は一定だ。
タクシー利用時は不要。中・高級レストランではサービス料が加算されていなければ10%程度、ホテルのポーターやルームサービスでは30~50コルドバを渡そう。
水道水は飲まずミネラルウォーターの利用を心がけたい。ローカルレストランなどでは、氷が殺菌処理されていないことがあるため注意しよう。