
B22 地球の歩き方 アルゼンチン チリ パラグアイ ウルグアイ 2020~2021
Bシリーズ(南北アメリカ) 地球の歩き方 海外
2020.03.04 発売
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旅行・観光の基本情報
パラグアイの歩き方
パラグアイは南アメリカの中心に位置する内陸国。首都アスンシオンには歴史ある建造物が建ち並び、国土の大部分には美しい自然が広がっている。パラグアイの旅は驚きと発見の連続であり、まだ見ぬ景色と体験が待っている。
パラグアイを訪れたら、アサードなどの肉料理、エンパナーダやソパ・パラグァージャなどの名物料理に加え、ぜひマテ茶を味わってほしい。パラグアイのマテ茶には、熱湯の代わりに氷水を入れて数種類の薬草を加えた「テレレ」と呼ばれるものがある。カフェでマテ茶を堪能して、リラックスタイムを過ごそう。
パラグアイ南東部の州都シウダー・デル・エステを訪ねれば、迫力満点のモンダウの滝を見ることができる。また、世界最大級のダムであるイタイプー・ダムの大放水も見どころ。さらに、世界最大級の熱帯低層湿原であるパンタナールで観光ツアーに参加して、自然の雄大さに触れてみるのもいい。パラグアイで迫力ある自然を楽しみつくそう。
首都アスンシオンでは、独立の家博物館やカテドラル、かつて国会議事堂として使われていたカビルドを訪ねて、パラグアイの歴史に触れてみよう。また、英雄広場やパルマ通りには露店が並び、手工芸品や伝統的な衣装が売られているので、町を散策しながらお土産を探してみるのもおすすめ。
パラグアイ共和国
約40万6752平方キロメートル
約678万人
アスンシオン
カトリックが多くを占める。
公用語はスペイン語とグアラニー語。
2024年8月現在、レベル2の危険情報が発出されている地域がある。
日本からパラグアイへの直行便は運航していない。所要時間は、乗り継ぎ時間を含めて25時間程度。
パラグアイ川を境に亜熱帯地域の東部と熱帯性地域の西部に分けられ、東部は森林丘陵地帯、西部は大草原が広がる。平均気温は17〜24度。旅行は5〜8月が最適。夏季は10〜3月で高温多湿であり、気温は時に40度を超える。冬季は5~8月で、7月頃が最も冷え込む。4・9月は夏季と冬季の移行期。
以下は一般的な営業時間の目安。
月~土曜8:00〜18:00。日曜、祝日は休業。
パラグアイと日本の時差は13時間で、日本のほうが13時間進んでいる。サマータイムの実施期間は10〜3月で、実施期間中の時差は12時間となる。
(※)は移動祝祭日で、年によって異なる。
1月1日 元旦
3月1日 英雄の日(三国戦争終戦記念日)
3〜4月頃 聖木曜日 ※
3〜4月頃 聖金曜日 ※
5月1日 メーデー
5月15日 独立記念日
6月12日 平和の日(チャコ戦争終戦記念日)
8月15日 アスンシオン創設記念日
9月29日 ボケロン戦勝記念日
12月8日 聖母受胎の日
12月25日 クリスマス
水道水は飲用せず、ミネラルウォーターを購入したほうがよい。炭酸入りは「コン・ガス(Con Gas)」、炭酸なしは「シン・ガス(Sin Gas)」。
ほとんどの商品代に10%の付加価値税(IVA)が課されているが、還付制度はない。
繁華街や交通機関でのスリやひったくり、強盗などに注意する。アクセサリーなど高級に見えるものを身に付けない、財布やカメラは必要以上に出さない、などの基本的な防犯対策は講じておく。渡航する際は最新情報を確認すること。
18歳未満の酒類の購入は不可。
メートル法を採用しており、距離はメートル法、重さはグラム、容積はリットル。