©iStock

ルワンダは千の丘の国ともいわれ、起伏に富んだ地形と豊かな生態系が魅力の国。首都キガリはアフリカのなかでも発展した都市のひとつで、ルワンダを象徴する美しい丘陵地帯が連なっている。町から少し離れたところにはマウンテンゴリラの生息地として有名なヴォルカン国立公園があり、少し足を延ばせばルワンダコーヒー発祥の地フイエでコーヒーの生産過程を体験することもできる。また、キガリには虐殺記念館があり、過去の悲劇を忘れないための場所として開かれたのだとか。ルワンダの魅力は、美しい自然だけでなく、過去の悲劇から復興に向けて歩み続ける人々の精神にもある。

AD

おすすめのガイドブック

観光スポット情報

観光のポイント

  • 野生のマウンテンゴリラに出合う

    ルワンダを訪れたら外せないのが、ヴォルカン国立公園でのゴリラトレッキング。ガイドとともに密林を進み、マウンテンゴリラを目の前で観察できるという特別な体験だ。ぬかるんだ山道を進んでいくため体力を要するが、ゴリラに出合えばその苦労は吹き飛ぶだろう。ただし、あまりの感動に声をあげてしまわないように。

  • キガリでルワンダの今昔を知る

    首都キガリにある虐殺記念館を訪れれば、かつてこの国で起こった悲劇の歴史を学ぶことができる。記念館では、虐殺が起こるに至った経緯、虐殺の実態とその後の復興について展示されている。今もなお人々の心に暗い影を落としているが、キガリには清潔で近代的な町並みが広がり、活気のある伝統的な市場やおいしいコーヒーが味わえるカフェがあるので、ここでルワンダの今を感じてほしい。

  • キブ湖でリラックス

    ルワンダ西部に位置するキブ湖は国内最大の湖で、湖上を国境がとおっている。忙しい日常を忘れて湖畔のビーチでリラックスしたり、ボートで湖上を散策したりするのがおすすめ。特に、日没時に湖面に映る夕日は非常に美しいので必見だ。周辺には、湖畔に建つホテルからの絶景を楽しんだり、地元のレストランで新鮮な湖魚料理を味わうこともできる。

  • ルワンダのコーヒーを味わう

    ルワンダはコーヒー豆の名産地として知られ、その豆は世界中のバリスタに評価されている。首都キガリでは地元のカフェでコーヒーを楽しむのが定番だが、少し足を延ばして、ルワンダ第2の都市でありルワンダコーヒー発祥の地でもあるフイエを訪ねてみよう。ここでは、コーヒーの栽培から収穫、焙煎までの工程を見学できるうえ、コーヒーを味わうまでの過程を体験できるツアーが開催されている。コーヒーのディープな魅力に浸ってみよう。

  • ニョンウェ国立公園で熱帯雨林を探検

    ルワンダ南西部に広がるニュングウェ・フォレスト国立公園は、アフリカでも屈指の熱帯雨林だ。チンパンジーなど多くの霊長類、300種類を超える鳥類などが生息し、多種多様な樹木やランも自生している。ウォーキングサファリコースを歩けば、自然の雄大さと美しさを肌で感じることができるだろう。特につり橋からの眺めは圧巻で、熱帯雨林を上から眺めるという特別な体験ができる。

トップへ戻る

TOP