【2025年最新】アメリカ入国に必須!ESTA(電子渡航認証システム)の申請方法や注意点を解説
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ハワイは日本人観光客にとって人気の旅行先。この記事では、日本国籍を保有する旅行者に向けて、ハワイの入国に必要な手続きについて詳しく解説します。スムーズな旅行を楽しむために、あらかじめ必要な情報を確認しましょう。
ハワイに入国する際にはパスポートの提示が必要です。パスポートの有効残存期間は、滞在予定期間分あれば問題ありませんが、入国時に90日以上あることをおすすめします。有効残存期間が少ない場合は事前に更新しておきましょう。
2009年1月12日以降、航空機または船でアメリカに渡航するすべての渡航者は、事前に電子渡航認証システム「ESTA(エスタ)」により「電子渡航認証」の取得が義務付けられることになりました。申請については、ESTA申請公式サイト、もしくは公式申請アプリから登録が可能です。
申請料金は40ドル、有効期限は2年間。遅くとも出発の72時間前までには申請を完了させ、渡航認証の許可を受けることが推奨されています。認証完了のメールが届いたら、申請番号の表示された画面を印刷しておくか、申請番号を控えておきましょう。
ESTAの詳しい申請方法は、ESTA記入の手引きを参考にしてみてください。
入国時までに、往復または次の目的地までの航空券・乗船券を予約しておく必要があります。
税関に申告が必要なものを持っている場合、税関検査を受ける必要があります。税関審査場で申告書を記入し、カウンターで審査官に提出して検査を受けます。
なお、たばこの持込みは、たばこ200本または葉巻き100本までとなっており、これを超えて持ち込む場合は税関で申告が必要です。その他、税関申告の対象となるものは事前にアメリカ税関のホームページで確認しましょう。
飛行機がハワイへ到着したら、忘れ物がないように手荷物を持ち、コンコース3階の動く歩道付き連絡通路、またはシャトルバスでメインターミナルに移動。2階に降り、入国審査場へと向かいます。
外国人レーン(Foreign Passport)に並び、検査官にパスポートを渡します。検査官は英語が話せない観光客に慣れているので、落ち着いてまずは「Hello(こんにちは)」とあいさつをするのがよいでしょう。検査官の質問に答えながら、パスポートの読み取り、指紋認証、顔写真の撮影などを行い、問題がなければ通過できます。
荷物受取ホールで、預け入れ荷物を受け取ります。搭乗便名が表示されたターンテーブルに行き、荷物を受け取ります。万が一、荷物が見つからなかったら、航空会社のスタッフに手荷物引換証(クレームタグ)を見せ、荷物について確認しましょう。
預け入れ荷物を受け取った後、税関に申告するものがない場合は出口に進みます。税関に申告が必要なものを持っている場合は検査官のチェックを受け、申告手続きを済ませます。
税関を抜けると到着ロビーへ。戻ることはできないので注意が必要です。
日本国籍のパスポートを保有する者は、90日以内の観光・業務の目的で、往復航空券を持参していればビザは不要です。ただし、事前にESTAの申請登録が必要。
なお、ハワイの出入国に関しては変更になる可能性がありますので、渡航前に念のため米国大使館などのホームページで最新情報を確認しておくことをおすすめします。
現地の安全情報を確認しておくため、事前にたびレジに登録したり、緊急時に備えて在ホノルル日本国総領事館の連絡先を把握したりしておくと安心です。領事館は、パスポートの紛失や盗難、病気や事故などの緊急事態に対応してくれます。
植物(根の付いた野菜も含む)、果物、肉類などの生鮮食品。また、ふりかけやカレールウ、インスタントラーメンなど肉類や肉のエキスを含んだ食品は持ち込みが禁止されています。その他の持ち込み禁止品については、事前にアメリカ税関のホームページで確認しておきましょう。
ハワイ滞在中はパスポートを常に携帯し、身分証明書として使用できるようにしておきましょう。
ハワイ旅行を計画している旅行者にとって、ビザや入国手続きの情報は重要です。ハワイ入国にあたっては、ESTAの事前申請が必須であることに注意してください。この記事で紹介したポイントを参考に、必要な手続きを事前に確認し、スムーズな旅行を楽しんでください。