ロサンゼルスの気候の特徴と季節ごとの服装、年間の気温と降水量を東京と比較 

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2024年12月27日
公開日
2023年7月10日
©iStock

ロサンゼルスは、一年を通じて温暖で過ごしやすい気候が特徴的な都市だ。カリフォルニア州の南部に位置し、太平洋沿岸に広がるこのエリアは、青空が広がる日が多く、晴天率が高いことで知られている。年間を通じて気温の変動が比較的少なく、夏は湿度が低く爽やかで、冬も温暖で過ごしやすい。この快適な気候は、ビーチや屋外アクティビティ、観光地巡りに最適な環境を提供してくれる。ハリウッドやサンタモニカ、ディズニーランドなど、多彩な魅力を楽しむには絶好のロケーションだ。ロサンゼルスでの日差しを浴びながらリラックスする時間は、きっと素晴らしい思い出となるだろう。

AD

ロサンゼルスの気候の特徴

©︎iStock

ロサンゼルスの気候は典型的な地中海性気候で、雨季と乾季が明確に分かれている。乾季にあたる春から夏(4~9月)はほとんど雨が降らず、カラッとした晴天が続く。夏の平均最高気温は25~30℃で、日本の夏に比べると湿度が低く、日陰に入ると涼しい。冬(11~3月)は雨が多くなるが、平均最低気温は10℃前後で、寒さは厳しくない。日本の四季と比べると温暖で、過ごしやすい日が多い。

服装は一年を通じて比較的軽めでよいが、朝晩の冷え込みや屋内の冷暖房の強さに備えて、羽織れるジャケットやカーディガンが役立つ。特に冬の雨天時は防水ジャケットが便利だ。また、日差しが強いため、日焼け止めや帽子などの日差し対策も欠かせない。ロサンゼルスの街中ではカジュアルなスタイルが一般的で、観光にも動きやすい服装が適している。

 

気候と服装のポイント

朝晩の冷え込みに注意

ロサンゼルスでは日中と朝晩の気温差が大きいことが多い。特に春や秋は日中は半袖で過ごせても夜になると肌寒く感じることがある。薄手のジャケットやカーディガンを持参すると便利。

日差し対策は必須

晴天率が高く年間を通じて日差しが強い。帽子やサングラス日焼け止めは必須アイテム。夏だけでなく冬でも忘れないようにしよう。

冬の雨に備えた装備を

冬は雨が多くなるため防水性の高いジャケットやレインブーツがあると便利だ。街中では雨が降ると道路が滑りやすくなることもあるので注意。

カジュアルが基本だがきれいめな服装も

ロサンゼルスではカジュアルな服装が一般的。観光にはスニーカーなど歩きやすい靴が適している。また、ドレスコードが必要な場所を訪れる場合は、少しきれいめな装いも準備しておこう。

エアコン対策を忘れずに

室内のエアコンは冷暖房ともに効きすぎている場合がある。薄手の羽織りものを持ち歩くと快適に過ごせる。

季節ごとの気候の特徴

春(4月)のロサンゼルスの気候と服装

©︎iStock

春のロサンゼルスは日中の気温が20~25℃と穏やかで、朝晩は15℃前後まで冷え込むこともあるためやや肌寒く感じることがある。降水量は少なく晴天が多いのが特徴。街歩きやビーチでの散策などさまざまなアクティビティを楽しむのに最適な季節だ。ただし日差しが強い日もあるため、日焼け止めや帽子などの日差し対策が欠かせない。朝晩と日中の気温差にも注意が必要で、調節しやすい服装で観光に臨むと快適に過ごせる。

メンズ

ジャケット/アウター
朝晩の冷え込みに備えて、薄手のブルゾンやジャケットがおすすめ。防風性のあるタイプなら、突然の気温低下にも対応できる
トップス
日中は長袖シャツやポロシャツ、薄手のセーターが適している。Tシャツの上にシャツを羽織るスタイルも便利
ボトムス(パンツ)
デニムやチノパンなど、動きやすく季節感のある素材を選ぶとよい。軽めのストレッチパンツも快適
シューズ
スニーカーが観光には最適。ローファーなど少しフォーマルなシューズも、レストランや夜の外出時に役立つ

レディース

ジャケット/アウター
薄手のカーディガンやジャケットを持参すると安心。日差しが強い時間帯には、日焼け防止にもなる
トップス
ブラウスや薄手のニットが春らしく、適度な保温性を確保できる。軽いTシャツと合わせて調整もしやすい
ボトムス(パンツ/スカート)
春らしいカラーのパンツやミディ丈スカートがおすすめ。動きやすさも考慮したデザインを選ぶとよい
ワンピース
明るい色合いや花柄のワンピースは春の気分を引き立てる。寒さ対策にタイツを合わせてもよい
シューズ
スニーカーやローヒールのパンプスが歩きやすく、観光地巡りに適している

夏(5~9月)のロサンゼルスの気候と服装

©︎iStock

夏のロサンゼルスは乾燥した晴天が続き、平均最高気温は25~30℃ほどと快適。夜間には20℃以下まで下がることが多いため、日中と夜間での気温差が感じられる。湿度が低く日本の夏のような蒸し暑さはなく、カラッとした気候が特徴的。ビーチや屋外イベントを楽しむのに絶好のシーズンだが、日中は日差しが非常に強いため日焼け対策をしっかり行う必要がある。また冷房が効いた室内との温度差にも注意し、羽織りものを持っていくと安心だ。

メンズ

ジャケット/アウター
必要ない日がほとんどだが、冷房対策で薄手のカーディガンや軽めのジャケットがあると便利
トップス
Tシャツや半袖のシャツが定番。リネン素材などの通気性の良いものを選ぶと快適
ボトムス(パンツ)
ハーフパンツや薄手の長ズボンがおすすめ。アクティブな場面ではショートパンツが動きやすい
シューズ
サンダルは涼しく快適。観光地を歩き回る場合はスニーカーも適している

レディース

ジャケット/アウター
冷房が効いている室内に備え、薄手のストールやカーディガンを用意しておくと安心
トップス
ノースリーブや半袖のブラウス、Tシャツなど軽い素材を選ぶとよい。速乾性のある素材も便利
ボトムス(パンツ/スカート)
涼しげな素材のショートパンツや、動きやすいフレアスカートが快適
ワンピース
軽やかな素材でリラックスしたデザインのワンピースがぴったり。ビーチではカジュアルなサマードレスが最適
シューズ
サンダルが夏の基本スタイル。歩きやすいサンダルやスニーカーで足元を快適に保つ

秋(10月)のロサンゼルスの服装

©︎iStock

秋のロサンゼルスは気温が20~25℃と夏の名残を感じる暖かさがありながら、徐々に涼しさが増してくる。朝晩の冷え込みは少し強くなるものの、日中は晴天が多く穏やかな過ごしやすい天候が続く。降水量はほとんどなく観光やアウトドアアクティビティに最適な時期だ。秋らしい装いで街歩きを楽しむのも魅力的。日中の温暖な気候に合わせた軽装と、夜の冷え込みに対応する羽織りものを組み合わせるとよい。

メンズ

ジャケット/アウター
日中は必要ないことが多いが、夜間に備えて薄手のジャケットやウィンドブレーカーがあると便利
トップス
長袖シャツや軽いニットが活躍する季節。重ね着もしやすいアイテムを選ぶとよい
ボトムス(パンツ)
デニムやスラックスなど、やや厚手の素材で秋らしいカラーを選ぶと季節感を演出できる
シューズ
スニーカーやローファーが基本だが、アウトドアシーンではハイキングシューズも活躍する

レディース

ジャケット/アウター
ショートコートやレザー風ジャケットが秋の装いにマッチする。軽量で動きやすいものを選びたい
トップス
長袖のブラウスや薄手のニットが、気温の変化に対応しやすい。秋らしい色合いや柄もポイント
ボトムス(パンツ/スカート)
パンツはデニムやチノ素材がおすすめ。スカートはロング丈が季節感を引き立てる
ワンピース
秋色や温かみのある素材を取り入れたデザインが最適。寒い日はタイツをプラスして調整する
シューズ
ショートブーツやスニーカーで足元を整える。レザー調のシューズで洗練された印象を演出してもよい

冬(11~3月)のロサンゼルスの気候と服装

©︎iStock

冬のロサンゼルスは気温が10~20℃程度と温暖で過ごしやすいが、雨季にあたるため雨の日が増える。日本の冬と比べると寒さは緩やかだが、朝晩の冷え込みはしっかりと感じられる。日中は長袖シャツや軽めのジャケットで快適に過ごせるが、雨具があると安心だ。ビーチを楽しむには少し寒い時期だが、観光地巡りやショッピング、屋内アクティビティには最適な季節。観光地では防寒具の着脱が簡単な服装を選ぶと便利。

メンズ

ジャケット/アウター
防水仕様のジャケットや軽量コートが冬に最適。寒い日にはフリース付きのアウターが便利
トップス
セーターやタートルネック、フリース素材のトップスで保温性を確保。重ね着できるシャツも有効
ボトムス(パンツ)
厚手のスラックスやコーデュロイパンツが、冬らしい温かみと機能性を兼ね備えている
シューズ
防水スニーカーやレザーシューズで雨の日も快適に。アウトドアには防滑性のあるシューズがおすすめ

レディース

ジャケット/アウター
軽量のウールコートや防水ジャケットが便利。デザイン性と機能性を両立させたものを選びたい
トップス
ニットやタートルネック、重ね着しやすいブラウスが冬の定番。フリース素材も保温性が高くおすすめ
ボトムス(パンツ/スカート)
温かい素材のパンツやタイツ付きのスカートがよい。スカートはミディ丈やロング丈で冬の雰囲気を演出
ワンピース
厚手の素材やウール混のワンピースが最適。レイヤードスタイルで保温性を高めるのもよい
シューズ
ショートブーツや防水パンプスで快適に過ごす。レザーのフラットシューズも都会的な印象を与える

年間の気温と降水量を東京と比較

©︎iStock

ロサンゼルスの気候は地中海性気候で、東京に比べて年間を通じて温暖で湿度が低い。夏の平均最高気温はロサンゼルスが25~30℃に対し、東京は30~35℃で湿度が高い。一方、冬はロサンゼルスが10~20℃と温暖だが、東京は0~10℃と寒さが厳しい。また、ロサンゼルスの年間降水量は約500mm程度で、東京の約1,500mmに比べて大幅に少なく、雨が降る日も限られる。このように、乾燥した穏やかな気候が魅力のロサンゼルスは、観光に最適な環境を提供している。

ロサンゼルスと東京の年間気温を比較

ロサンゼルスと東京の年間降水量を比較

旅心をくすぐるロサンゼルスでの特別な時間を

©︎iStock

ロサンゼルスは一年中快適な気候と豊富な観光資源を誇る訪れる価値のある都市だ。乾燥した空気と青空の下で過ごす時間は日常を忘れさせるリラックス感をもたらしてくれる。季節ごとの特徴を活かした服装で観光地巡りからアウトドアまで存分に楽しもう。今すぐロサンゼルスの旅を計画して特別な体験を手に入れてほしい。

トップへ戻る

TOP