【2025年版】ジョン・F・ケネディ国際空港からニューヨーク市内のアクセス方法6選!料金や所要時間を解説

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年7月24日
公開日
2025年7月24日

アメリカ・ニューヨークを訪れる際に、旅の起点となるジョン・F・ケネディ国際空港。この記事では、ジョン・F・ケネディ国際空港からニューヨーク市内へのアクセス方法について詳しく解説します。ニューヨーク到着後にスムーズな移動ができるよう、あらかじめ必要な情報を確認しておきましょう。

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ジョン・F・ケネディ国際空港とは

©︎iStock

ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)は、ニューヨーク中心部から東へ約24kmのところに位置する国際空港。ニューヨークへの玄関口として世界各国からさまざまな航空会社が乗り入れ、日本からは、日本航空(JAL)や全日空(ANA)をはじめ、アメリカン航空、ユナイテッド航空など多くの直行便が運航しています。

ジョン・F・ケネディ国際空港には、全部で5つのターミナルがあります。JALやアメリカン航空の直行便はターミナル8に、ANAやユナイテッド航空の直行便はターミナル7に到着します。ターミナル間は、24時間運行のエアトレインで移動が可能です。広々とした空港内には、免税店やショップ、レストラン、カフェなどさまざまな施設があります。ステーキレストランやハンバーガー屋など、アメリカらしい雰囲気を味わえる飲食店も充実しています。

名称
ジョン・F・ケネディ国際空港
住所
Queens, NY 11430, U.S.A.
公式ページ
https://www.jfkairport.com/

ジョン・F・ケネディ国際空港からニューヨーク市内へのアクセス方法

エアトレイン+LIRR エアトレイン+地下鉄 エアトレイン+バス+地下鉄 シャトルバス タクシー 配車アプリ
早さ ×
楽さ × ×
安さ × ×
荷物の持ち運びやすさ × ×

1.エアトレイン+ロングアイランド・レイルロード(鉄道)

まずは、各ターミナルと市内の駅を結ぶエアトレインという電車に乗り、Jamaica駅まで行きます。Jamaica駅でロングアイランド・レイルロード(LIRR)と呼ばれる鉄道に乗り換えると、マンハッタンの主要な駅であるグランド・セントラル駅やペンシルバニア駅までアクセスすることができます。

エアトレインは、Jamaica駅に到着後改札で支払います。LIRRの乗車券は、非接触型決済システムのOMNY(オムニー)で支払うか、自動券売機でチケットを購入して支払いを。OMNYを利用する際は、タッチ決済に対応したクレジットカードやデビットカード、Apple Pay・Google PayなどのデジタルウォレットをOMNYのカードリーダーにかざすと改札を通ることができます。LIRRは、NY市内へ向かうならCity Ticketという料金均一の運賃が適用になります。

Apple PayはApple Inc.の商標です
Google PayはGoogle LLC の商標です

料金
13.50~20.75ドル(エアトレイン8.50ドル+LIRR [City Ticket] 5~7ドル [通常] 8.25~11.25ドル)
所要時間
市内中心部まで約40分
運行時間
エアトレイン:24時間。ピーク時は約5~10分ごとに運行
LIRR:24時間。ただし、早朝と深夜は運行本数も少ないため、治安の面から利用はすすめられない
公式ページ
https://www.mta.info/agency/long-island-rail-road

2.エアトレイン+地下鉄

各ターミナルと市内の駅を結ぶエアトレインに乗り、Jamaica駅もしくはHoward Beach駅から地下鉄でマンハッタンへ向かう行き方もあります。

Jamaica駅を利用する場合は、まずは空港からエアトレインでJamaica駅へ行き、そこから地下鉄E、J、Zラインのいずれかに乗り換えるとマンハッタンの主要駅にアクセスができます。Eラインはクイーンズ、ルーズベルト島を通ってマンハッタンへ入り、タイムズスクエア付近を通ってワールド・トレード・センター方面へ向かう路線です。J、Zラインは、ブルックリン方面からマンハッタンへ入り、ウォールストリート方面へ向かう路線です。

Howard Beach駅を利用する場合は、空港からエアトレインでHoward Beach駅へ行き、そこから地下鉄Aラインに乗り換えると中心部へ行くことができます。Aラインは、ブルックリン方面からマンハッタンへ入り、ワールド・トレード・センター方面からタイムズスクエア付近を通ってハーレム方面へ向かう路線です。

地下鉄の乗車は、非接触型決済システムのOMNY(オムニー)で支払うか、自動券売機でメトロカードと呼ばれるプリペイドカードを購入して支払います。

料金
11.40ドル(エアトレイン8.50ドル+地下鉄2.90ドル)
所要時間
Jamaica駅経由:約1時間
Howard Beach駅経由:約1時間20分
運行時間
エアトレイン:24時間。ピーク時は約5~10分ごとに運行
地下鉄各ラインの最新運行時間はこちら
公式ページ
https://www.mta.info/

3.エアトレイン+バス+地下鉄

エアトレインでターミナル5へ移動し、そこからMTA社が運営する公共バス「Q10」に乗車します。 Ozone Park Lefferts Blvdで下車し地下鉄Aラインに、もしくはKew Gardens Union Tpkeで下車し地下鉄E、Fラインに乗り換え、マンハッタンにアクセスすることができます。Fラインは、ルーズベルト島を通ってマンハッタンへ入り、セントラルパーク南東側からタイムズスクエア付近を通り、ブルックリン方面へ向かう路線です。

乗車は、非接触型決済システムのOMNY(オムニー)で支払うか、自動券売機でメトロカードと呼ばれるプリペイドカードを購入して支払います。

料金
5.80ドル(バス2.90ドル+地下鉄2.90ドル)
所要時間
約1時間40分~2時間
運行時間
バス:24時間。約15分ごとに運行
地下鉄各ラインの最新運行時間はこちら
公式ページ
https://www.mta.info/

4.シャトルバス

ジョン・F・ケネディ国際空港とニューヨーク市内を結ぶ相乗りのシャトルバスが、「ゴー・エアリンク(Go Airlink)」と「スーパーシャトル(SuperShuttle)」から運行しています。市内のホテルや指定した目的地まで直接連れて行ってくれます。乗車券は、公式ページなどで事前にオンライン購入しておいたほうがよいでしょう。

料金
36.28ドル~(目的地により異なる)
所要時間
約45分~2時間(目的地により異なる)
運行時間
予約時間に合わせて運行
公式ページ
ゴー・エアリンク:https://www.goairlinkshuttle.com/
スーパーシャトル:https://www.supershuttle.com/

5.タクシー

荷物が多い場合はタクシーの利用もおすすめです。ターミナルの前にNYCタクシーの乗務員がいる正規のタクシー乗り場があるので、そこから乗車しましょう。

マンハッタンまでは一律70ドルで、そこに有料道路を通った場合の使用料やラッシュアワー料金5ドル(平日16:00~20:00)、15~20%のチップ代などが加算されます。所要時間は約40分~1時間です。

料金
約80~84ドル(マンハッタンまで一律70ドル。それに加えて、チップ代や有料道路を使用した場合の有料道路使用料、平日16:00~20:00の間は5ドルの追加料金などが加算)
所要時間
約40分~1時間(道路状況により異なる)
運行時間
24時間運行

6.アプリの配車サービス(Uber、Lyft)

アメリカ国内で主流の配車アプリのUberLyftを使って、市内中心部へ移動することも可能です。アプリで配車をすると、乗車前に目安の料金と所要時間が表示されるので、タクシーと金額を比較してから検討するのがよいでしょう。

乗車場所は、各ターミナルにある専用のピックアップエリアです。配車アプリは一般車を利用しているため、乗車の際は車種や車のナンバーを参照しながら、自分が手配した車かどうかを確認しましょう。

配車アプリの詳しい情報や使い方は、Uberの登録・利用方法Lyftの登録・利用方法を参考にしてみてください。

料金
約70ドル~(別途2.50ドルの空港使用料が加算)
所要時間
約40分~1時間(道路状況により異なる)
運行時間
24時間運行

まとめ

アメリカのジョン・F・ケネディ国際空港からニューヨーク市内への移動には、さまざまなアクセス方法があります。この記事で紹介した行き方を参考に、メリット・デメリットを確認しながら、自分に合ったスムーズな移動手段を見つけてみてください。

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