フィンランドのサンナ・マリン首相おすすめ!フィンランドでの夏休みの過ごし方5選

更新日
2022年7月21日
公開日
2022年7月21日
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©VisitFinland、Jukka-PekkaFlander

5年連続で「世界で最も幸福な国」に選ばれたフィンランドのサンナ・マリン首相(36)がおすすめする、北欧の幸福感を感じる5つの夏の過ごし方が、Visit Finland(フィンランド政府観光局)より発表されました。国土の75%が森林、80000以上の島々で構成される群島地域のあるフィンランドでは、国立公園でリラックスしたり島巡りなど、さまざまな過ごし方が楽しめます。次回の旅先選びの参考にしてください。

サウナの島、ロンナ島

©VisitFinland、JuliaKivelä、JussiHellstén

サンナ・マリン首相が現在住んでいる首都ヘルシンキには、海岸線に美しい島々が点在しています。首相のお気に入りのひとつが、中央のマーケット広場からフェリーで10分のところに位置する、小さくてインスタ映えするロンナ島です。ロンナ島の木造サウナでは、フィンランドの伝統的なスチームバスを体験したあと、バルト海に浸かってリフレッシュすることができます。

©VisitFinland、JuliaKivelä、JussiHellstén

■ロンナ島 (Lonna Island)
http://www.lonna.fi/mika-lonna/

世界遺産のスオメンリンナ島

©VisitFinland、EmiliaHoisko、JuliaKivelä

ユネスコの世界遺産に登録されているスオメンリンナ島は、スウェーデン、ロシア、フィンランドと数多くの国を守った、8つの島からなる要塞の島です。マーケット広場からフェリーでわずか20分の距離にあり、6キロメートルにおよぶ要塞壁や博物館のほか、カフェやレストラン、250年以上の歴史を持つビール工場があります。また、海水浴やピクニックに適した居心地のよいビーチもあり、あらゆる年齢の子供が歴史に触れながら楽しむことができます。

©VisitFinland、EmiliaHoisko、JuliaKivelä

■スオメンリンナ島 (Suomenlinna Island)
https://www.suomenlinna.fi/ja/

太陽に照らされた小さな島々、ウーニサーリ島

©VisitFinland、KariYlitalo、MikkoHuotari

サンナ・マリン首相のもう一つのお気に入りの島、ウーニサーリ(英語で「オーブン島」)は、ヘルシンキの海岸から船で2分のところに位置し、人気のカイヴォプイスト公園の近くにあります。ウーニサーリ島には、子供向けの遊具があるビーチや、近くのリウスカサーリ島とつながる橋があるほか、テラスのあるカフェからは、ヘルシンキの美しい海岸線を眺めることができます。

©VisitFinland、KariYlitalo、MikkoHuotari

■ウーニサーリ島 (Uunisaari Island)
https://www.hel.fi/helsinki/en/culture/recreation/islands/uunisaari

緑豊かなセイテセミネン国立公園

©VisitFinland、JuliaKivelä、JussiHellstén

サンナ・マリン首相のお気に入りの国立公園、セイテセミネン国立公園には、短いコースから緑豊かな森の中を歩く日帰りハイキングコース、沼地を覆う木製の歩道など、さまざまなコースが用意されています。また、国立公園の一部は、車いすやベビーカーでもアクセスすることができます。敷地内のネイチャーセンターでは、動植物などに関する情報を提供しているほか、カフェレストランではボリュームたっぷりのスイーツが味わえます。

©VisitFinland、JuliaKivelä、JussiHellstén

■セイテセミネン国立公園 (Seitseminen National Park)
https://www.nationalparks.fi/seitseminennp

古代の森、ヘルヴェティンヤルヴィ国立公園

©VisitFinland、TeaKarvinen・VisitTampere、TeaKarvinen

フィンランド語で「地獄の湖」を意味するヘルヴェティンヤルヴィは、何世紀も前から存在するフィンランドにある41の国立公園のひとつ。この人里離れた大自然の中でベリー摘みやキノコ狩り、そして海岸での魚釣りができるのは「エブリマンズ・ライト(自然享受権)」というコンセプトがあるためです。この権利によって、フィンランドに住む人、またはフィンランドを訪れる人なら誰でも食料を調達したり、釣りをしたり、適切な範囲で自然を楽しむ自由が認められているのです。画家のアクセリ・ガッレン・カッレラや詩人のJ.L.ルネベリなど、多くの有名な芸術家や作家がこの国立公園の壮大な景色にインスピレーションを得ています。公園はあらゆる年齢層の人が楽しめるようになっていますが、標高差があるため、難易度が高いコースもあります。

©VisitFinland、TeaKarvinen・VisitTampere、TeaKarvinen

■ヘルヴェティンヤルヴィ国立公園(Helvetinjärvi National Park)
https://www.nationalparks.fi/helvetinjarvinp

情報提供:Visit Finland(フィンランド政府観光局)
https://www.visitfinland.com/

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記を参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

※当記事は、2022年7月21日現在のものです

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