【初めての海外旅行】知っておきたい準備と手続き
2025.7.11
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海外旅行に欠かせないパスポート。初めてパスポートを取得したり更新したりする場合、手続きや必要書類が分からず不安になる方も多いのではないでしょうか? 本記事では、パスポートの申請手順や必要書類、注意点などを解説します。
目次
パスポート(旅券)とは、世界で通用する身分証明書のこと。海外旅行で入出国審査や身分証明書として使用され、基本的には海外では常に携帯することが求められます。
パスポートは、おもに10年有効パスポート(10年有効旅券)と5年有効パスポート(5年有効旅券)があります。違いは次のとおりです。
| 種類 | 概要 |
| 10年有効パスポート |
・有効期間は10年 ・満18歳以上が申請可能 ・パスポートの表紙が赤色 |
| 5年有効パスポート |
・有効期間は5年 ・満18歳未満は5年用のみ申請可能。満18歳以上でも申請可能 ・パスポートの表紙が紺色 |
パスポートの申請方法は、オンラインで申請する方法とパスポートセンターの窓口で申請する方法の2通りあります。オンライン申請のほうが手数料が安く、窓口に行く手間も1回で済みますが、オンライン申請を利用するためにはマイナンバーカードとマイナポータルアプリ対応のスマートフォンを持っている必要があります。
2025年3月末より、パスポートの新規申請、更新(切替申請)、個人情報の変更などをオンラインで行うことができるようになりました。オンライン申請を利用すれば、戸籍謄本の提出が原則不要で、パスポートセンターへ行くのは受け取り時の1回のみ。また、手数料は窓口申請よりも安くなります。
ただし、オンライン申請にはマイナンバーカードとマイナポータルアプリ対応のスマホが必要です。
オンライン申請では、以下の内容を申請することができます。
| 申請に必要なもの | 備考 |
| マイナンバーカード | 4桁の利用者証明書用電子証明書パスワード、半角6~16文字の署名用電子証明書パスワードが必要。署名用電子証明書は、マイナンバーカードを窓口で受け取った際に設定した半角6~16文字英数字のパスワードのこと |
| マイナンバーの署名用電子証明書パスワード | マイナンバーカード作成時に設定した半角英数字6~16桁のパスワード。忘れてしまった場合は、住民票のある市区町村で初期化申請を行う必要がある |
| マイナポータルアプリ対応のスマートフォン | パソコンからでも申請手続きはできるが、申請の過程でスマートフォンでマイナンバーカードやパスポートを読み取る必要があるため、マイナポータルアプリ対応のスマートフォンが必須 |
| マイナポータルアプリ | マイナポータルアプリのインストールが必要。申請前に初回登録を済ませておくこと |
| 本籍地の情報 | 申請を進めていくと自動入力されるが、その情報が正しいか確認できるようにあらかじめ把握しておくこと |
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顔写真のデータ ※任意 |
申請時にスマホで撮影することも可能だが、紙で申請する場合と同じく細かい規定があるため、事前に撮影した顔写真のデータをスマホに保存しておくと便利 |
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有効なパスポート ※更新・記載事項変更時のみ |
更新もしくは記載事項変更の場合は必須 |
|
手数料 ※受領時に必要 |
10年有効パスポート:1万5900円 5年有効パスポート:1万900円 5年有効パスポート(12歳未満):5900円 |
2026年7月より申請手数料の引き下げ予定
マイナポータルアプリにログインし、トップページから「パスポート」をタップ。
「申請する手続を選択」という項目のなかから、該当する手続きを選択。今回は、パスポートを初めて申請する場合の例を紹介するので、「パスポートを取得する(新規申請)」をタップします。
新規申請についての概要が表示されるので、ページ下部の「次へ」をタップします。
「パスポート(旅券)窓口の選択」というページに移行します。パスポート受け取り窓口を選ぶために、マイナンバーカードに記載されている現住所の「都道府県」と「市区町村」をプルダウンから選択し、「この条件で検索」をタップ。
オンライン申請に対応しているパスポートセンター(受け取り窓口)のリストが表示されるので、リストからパスポートを受け取りたい場所を選択。
「申請前の同意」というページに移行するので、内容を確認したうえで、「確認事項に同意する」のチェックボックスにチェックを入れ、「次へ」をタップします。
「署名用電子証明書の確認」というページに移行するので、内容を確認して「次へ」をタップ。
マイナポータル画面にある手順1「事前準備」について、「顔写真」「自署画像」「申請事前情報」の3項目のうち、どれから作成してもOK。今回は、「顔写真」から作成していきます。
まずは、「顔写真」の項目下にある「作成する」をタップ。顔写真の規定を確認し、「マイナポータルアプリで撮影・アップロードする」をタップします。顔写真については、おもに以下の点に注意しましょう。
事前に準備した写真をアップロードする場合は、スマホのアルバムに写真をアップロードしたうえで、「選択してアップロードする」をタップ。その場で顔写真を撮影する場合は、「カメラを起動して撮影する」をタップ。その場で撮影する場合は、注意事項を読んでから「撮影に進む」をタップし、画面のガイドに顔の位置を合わせて撮影。撮影が完了したら「この写真を使用する」を押します。
アップロードする場合も撮影する場合も、背景は自動で白色になります。エラーメッセージが表示された場合は、内容を確認し「修正する」から再度アップロードもしくは撮影を行います。問題なければ「次へ」をタップ。
「次の手順へ進む」を押すと「事前準備」のページに戻るので、顔写真の作成状況が「完了」になっていることを確認しましょう。
次に、パスポートに記載されるサインを作成します。手順1「事前準備」の「自署画像」の項目下にある「作成する」をタップ。
注意事項をすべて読み、「マイナポータルアプリで撮影・アップロードする」をタップ。自署については、おもに以下の点に注意しましょう。
カメラを使ってその場で自署画像を撮影する場合は、あらかじめ白い無地の紙と、黒色か青色のインクが濃いペンを用意します。用意した紙に文字がつぶれないように丁寧にサインを書いたら、画面の白枠のガイドに合わせてサインを撮影。
事前に準備した自署画像をアップロードする場合は、スマホのアルバムに写真をアップロードしたうえで、「選択してアップロードする」をタップします。
撮影した画像を確認し、問題なければ「次へ」をタップ。「次の手順へ進む」を押すと「事前準備」のページに戻るので、自署画像の作成状況が「完了」になっていることを確認しましょう。
続いて、申請者の情報を入力していきます。手順1「事前準備」の「申請事前情報」の項目下にある「入力する」をタップします。
パスポートに記載する氏名(カタカナおよびローマ字)、連絡用電話番号を入力し、「次へ」をタップ。
申請結果を受け取るメールアドレスを入力し、通知の有無を選択したら「次へ」をタップ。
緊急連絡先の有無、緊急連絡先の氏名や住所などの情報を入力後、「次へ」をタップ。
取得したいパスポートの種別を選択し、刑罰等関係についての設問に回答し、外国籍の有無を選択したら「次へ」をタップ。
「次の手順へ進む」ボタンをタップ。「事前準備」のページに戻るので、「申請事前情報」の作成状況が「完了」になっていることを確認しましょう。
手順1「事前準備」の「顔写真」「自署画像」「申請事前情報」の3項目の作成状況がすべて完了になったら、手順2「申請」の項目の「申請する」をタップします。
顔写真と自署画像の内容が表示されるので、問題なければ「次へ」をタップ。続いて、申請事前情報の確認画面が表示されるので、問題なければ「申請をはじめる」を押します。
過去に取得したことのあるパスポート情報を入力し、「確認する」をタップ。
氏名・住所等の入力画面が表示されます。パスポート申請者の本人情報を入力するため「マイナンバーカードを読み取る」をタップ。マイナンバーカードの券面事項入力補助用のパスワード4桁を入力し、カードの読み取りを開始します。読み取った内容を確認のうえ、必要な情報を入力し「確認する」をタップ。
本籍・筆頭者氏名確認画面が表示されます。「次へ」を押すと、申請者の本籍と筆頭者氏名が自動で反映されるので、内容を確認のうえ「次へ」をタップします。
券面写真の確認画面が表示されます。パスポート申請に使用する顔写真が申請者本人であることを確認するため、「マイナンバーカードを読み取る」をタップします。マイナンバーカードから読み取った券面写真が表示されるので、読み取りができていることを確認し、「次へ」を押します。
続いて、交付予定・受取窓口の確認画面が表示されます。画面に表示される案内や注意事項を確認し、「次へ」をタップ。
申請の同意確認画面が表示されるので、個人情報の取り扱いに関する確認事項を確認のうえ、「すべての確認事項に同意する」にチェックを入れ、「申請する」をタップします。
署名付与画面が表示されます。「マイナンバーカードを読み取る」をタップし、署名用電子証明書用暗証番号を入力すると、マイナンバーカードの読み取りが開始されます。
最後に申請完了画面が表示されるので、「次の手順へ進む」をタップし、パスポートの申請を完了します。
審査が完了すると、マイナポータルに交付予定日の案内通知が届くので、通知が届いたら申請時に受け取り場所として指定したパスポートセンターへ。
手数料は、案内通知に表示されているURLから納付専用サイトにアクセスすればクレジットカードで支払うことが可能。窓口で支払う場合は現金のみ可能で、クレジットカードや二次元コード決済は使用できないので注意。
マイナポータルトップページの「やること」という項目から申請状況照会を開き、受付票にある二次元コードを窓口で提示し、パスポートを受け取ります。
初めてパスポートを取得する場合や、パスポートの期限が切れていたり紛失したりして有効なパスポートを持っていない場合、パスポートセンターの窓口で申請することができます。その際に必要な書類や手続きの流れは次のとおりです。
まずは申請に必要な書類や手数料を準備します。本人確認書類は、1点でよいものと、2点揃えないと本人確認書類として認められないものがあるので注意。また、手数料は、申請時ではなくパスポート受領時に必要です。
なお、書類等は変更になる場合があるので、最新情報は外務省の公式ページで確認するようにしてください。
| 書類・手数料 | 必要数 | 備考 |
| 申請書 | 1通 |
一般旅券発給申請書は、最寄りのパスポートセンター、またはダウンロード申請書から入手可能。パスポートを紛失した場合は紛失一般旅券等届出書を用いること ※申請書は機械で読み取るため、折ったり汚したりしないこと |
| 本人確認書類 | 1点でよいもの | 運転免許証、マイナンバーカード(通知カードは不可)、船員手帳 など |
| 2点必要なもの |
下記のうち、(1)から2点、あるいは(1)から1点と(2)から1点の計2点 (1) 健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金手帳、年金証書(厚生年金証書、船員保険年金証書、共済年金証書など)、印鑑登録証明書(登録した印鑑も必要) など ※健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証は、経過措置として2025年12月1日まで本人確認書類として使用可能 (2) 写真が貼ってある学生証、写真が貼ってある会社の身分証明書、写真が貼ってある公的機関発行の資格証明書 |
|
| 証明写真 | 1枚 |
パスポート申請用写真の規格に沿って撮影したもの ※規格を満たしていないものは申請が受理されないので注意 |
| 戸籍謄本 | 1通 |
申請日前6ヵ月以内に作成されたもの。市役所の窓口、またはマイナンバーカードがあればコンビニまたはオンラインで入手可能な場合もある ※戸籍謄本と似た名前の「戸籍抄本」は申請書類として使用できないので注意 |
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住民票の写し ※備考欄の(1)か(2)に該当する場合は必須 |
1通 |
下記の(1)か(2)に該当する場合は必須 (1)住民基本台帳ネットワークシステム利用を希望しない場合 (2)単身赴任や就学などで住民登録をしていない都道府県で申請する場合 |
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手数料 ※受領時に必要 |
・10年有効パスポート:1万6300円 ・5年有効パスポート:1万1300円 ・5年有効パスポート(12歳未満):6300円 ※窓口で申請する場合は現金のみ |
2026年7月より申請手数料の引き下げ予定
申請書や取り寄せた書類に不備がないか、証明写真が規定を満たしているか事前にチェックしましょう。書類を準備したら、住民登録をしている都道府県のパスポートセンターの申請窓口で書類を提出します。申請からパスポートの受け取り(受領)までは、2週間程度かかります。
受領する際は、申請時に受け取ったパスポート引換書(受理票)と手数料を持参します。
パスポートを受け取ることができるのは、乳幼児も含め本人(パスポートの名義人)のみで、代理人による受領は認められません。また、パスポートを受領できる場所は、申請書を提出したパスポートセンターのみ。さらに、パスポート発行日から6ヵ月以内に受領する必要があります。6ヵ月を過ぎるとそのパスポートは失効し、失効後5年以内に新たなパスポートを申請する際に手数料が通常より高くなるので注意してください。
パスポートの残存有効期間が1年未満になったら、パスポートを更新することができます。また、余白ページが見開き3ページ以下になった場合や、氏名や本籍地などの記載事項に変更がある場合にも手続きが可能です。
申請に必要な書類や手数料は、初めてパスポートを取得する場合とほとんど同じですが、現在有効なパスポートを持参することを忘れずに。
| 申請に必要なもの | 必要数 | 備考 |
| 申請書 | 1通 |
一般旅券発給申請書は、最寄りのパスポートセンター、またはダウンロード申請書から入手可能。記載事項に変更がある場合や余白ページがなくなった場合は一般旅券発給申請書(残存有効期間同一)があるので、用途に合わせて選択すること ※申請書は機械で読み取るため、折ったり汚したりしないこと |
| 本人確認書類 | 1点でよいもの | 運転免許証、マイナンバーカード(通知カードは不可)、船員手帳 など |
| 2点必要なもの |
下記のうち、(1)から2点、あるいは(1)から1点と(2)から1点の計2点 (1) 健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金手帳、年金証書(厚生年金証書、船員保険年金証書、共済年金証書など)、印鑑登録証明書(登録した印鑑も必要) など ※健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証は、経過措置として2025年12月1日まで本人確認書類として使用可能 (2) 写真が貼ってある学生証、写真が貼ってある会社の身分証明書、写真が貼ってある公的機関発行の資格証明書 |
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| 証明写真 | 1枚 |
パスポート申請用写真の規格に沿って撮影したもの ※規格を満たしていないものは申請が受理されないので注意 |
| 戸籍謄本 | 1通 |
6ヵ月以内に作成されたもの。市役所の窓口、またはマイナンバーカードがあればコンビニまたはオンラインで入手可能な場合もある ※戸籍謄本と似た名前の「戸籍抄本」は申請書類として使用できないので注意 |
| 有効なパスポート | 有効なパスポートを持っている場合は必須 | |
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住民票の写し ※備考欄の(1)か(2)に該当する場合は必須 |
1通 |
下記の(1)か(2)に該当する場合は必須 (1)住民基本台帳ネットワークシステム利用を希望しない場合 (2)単身赴任や就学などで住民登録をしていない都道府県で申請する場合 |
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手数料 ※受領時に必要 |
・10年有効パスポート:1万6300円 ・5年有効パスポート:1万1300円 ・5年有効パスポート(12歳未満):6300円 ※窓口で申請する場合は現金のみ |
2026年7月より申請手数料の引き下げ予定
書類に不備がないか、証明写真が規定を満たしているか事前にチェックし、住民登録をしている都道府県のパスポートセンターの窓口に書類を提出します。パスポートの受け取りまでは2週間程度かかります。
申請時に受け取ったパスポート引換書(受理票)と手数料を持参し、本人(パスポートの名義人)が申請書を提出したパスポートセンターへ行き、パスポートを受け取ります。
パスポート申請についてのよくある質問をまとめました。詳細は外務省のウェブページやパスポートセンターでご確認ください。
パスポートは海外旅行の必須アイテムです。新規申請や更新時には、必要書類を揃え、手順をしっかり把握することが重要です。本記事を参考に、余裕を持って準備を進めましょう。スムーズな申請手続きで快適な旅をスタートさせてください!