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セイロン(現スリランカ)に留学し帰国した僧侶たちのために、初代王ウー・トーンが1357年に建てたと伝えられる寺院。境内中央の仏塔は、1592年に20代王ナレースワンが建てたもの。高さが62mあり、ビルマ王子との象上での一騎討ちに勝った記念塔でもある。
ナレースワン王は、ビルマが改築して高くしたワット・プーカオ・トーンに対抗して天を突くような高い塔を建てようとして、わずかに及ばなかった。広い境内には中央のチェーディーを囲むように何十もの坐仏像がずらりと並んでおり、比較的大きな寝仏もある。寺院の東側にはナレースワン大王廟がある。