サンクチュアリー・オブ・トゥルース

更新日
2023年8月30日
公開日
2022年11月14日
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パタヤー湾の北、ナクルア湾との間にある小さな岬の先にそびえる、謎の木造巨大建築。車の販売で財をなした大富豪が1981年に建設を始め、彼の死後も完成を目指して作業は続けられている。高さ105m、幅100mのこの建物が金属製の釘などを一切使っておらず、すべて木組みだけで建てられているのも驚きだが、やはり目を奪われるのはいたるところに取り付けられた各種神像。仏教とヒンドゥー教の神々が渾然一体となって建物全体を飾り、インド、中国、カンボジア、タイの哲学をミックスした独自の思想を象徴しているそうだ。毎日400人もの人々が作業を続けている様子は、まさにパタヤーのサグラダ・ファミリアだ。

入場料には建物や木彫りの現場見学とボートや馬車、ATV(全地形対応車)乗車、乗馬など各種アクティビティを組み合わせたものがある。タイダンスのショーが行われたりと、開園当初に比べてどんどん遊園地化してきている印象もある。

写真

  • 不思議な造形があふれる異次元空間
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