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ビルバオ郊外にあるポルトゥガレテとゲチョの町を結ぶ、全長約160mの鉄橋。エッフェルの弟子として知られるビルバオ出身のエンジニア、アルベルト・デ・パラシオの設計により、世界初の運搬橋として1893年に開通。当時としては画期的な軽量鉄ケーブルを使った構造は、世界各地に造られた運搬橋のモデルとなった。
橋は2本の鉄塔から延びるケーブルで支えられ、船の通行を妨げないよう、橋桁は水面から約45mの高さに設置されている。そして橋桁から鉄のワイヤーでつり下げられたゴンドラが、人や車を載せて移動する仕組み。今も人々の生活の足として活躍している。