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パッサージュ・デ・パノラマが名古屋の円頓寺商店街と姉妹提携

守隨 亨延

守隨 亨延

フランス特派員

更新日
2015年3月16日
公開日
2015年3月16日
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パリのパッサージュ(ガラス屋根に覆われた商店街)でもっとも古いといわれるパッサージュ・デ・パノラマが、名古屋市にある円頓寺商店街と姉妹提携します。

パッサージュ・デ・パノラマは、日本人にも人気のミシュラン2つ星レストラン「Passage 53」や「Gyoza Bar」、古切手を扱う店などが並ぶ、パリにあるパッサージュの中でも人気がある場所の一つ。

かたや円頓寺商店街は、尾張国(現在の愛知県西部)の政治の中心地が、織田信長の時代の清洲から名古屋に変わった時に、一緒に移ってきた商人により形作られました。第二次大戦で空襲を逃れた箇所があり、一部で江戸時代や戦前の趣を残しています。

円頓寺商店街では数年前から「パリ祭」という秋祭りを開催しており、それがきっかけでパリのパッサージュと姉妹提携を結ぼうという話になりました。またパッサージュ・デ・パノラマでは、今年6月「フェット・ド・ラ・ミュージック」の日に、日本の夏祭りが行われる予定です。

4月2日にはパッサージュ・デ・パノラマの関係者が名古屋を訪れ、円頓寺商店街で調印式が行われます。国同士の付き合いはもちろんですが、こういう草の根からの交流から、より深い相互理解につながっていくのではないでしょうか。

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