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フランスでクリスマスに食べるのは、ブッシュ・ド・ノエルと呼ばれる、薪の形をしたケーキです。なぜ、このような形のケーキを食べるのでしょうか?
暖房設備がまだ暖炉だった時代、暖炉の前は家族団らんの場所でした。フランス観光開発機構によると、クリスマスには木の葉とリボンで飾りつけられた薪を、油や蒸留酒、聖水に浸した小枝を使い祝福を与え、最年少者と最年長者によって火をつける習慣があったそうです。その薪の灰は保存され、翌一年間、稲妻や悪魔から家を守る役目になったのだとか。今ではそれが、薪の形をしたブッシュ・ド・ノエルに変わったそうです。
フランス時間で今はクリスマスイブ。パリの街中はレベイヨン(クリスマスイブの夜食)を迎える前の、慌ただしさに包まれています。もうすぐ今年も終わりますね。
(12月お題"ケーキ(クリスマスケーキ)")