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日本の夏といえば、お祭りやお盆、花火や海水浴などですが、パリの夏の風物詩は何でしょうか? パリの夏は花火で幕が開きます。
花火というのは7月14日の革命記念日にエッフェル塔で行われる花火のこと。14日を境にバカンスへ入る人も多くなるので、革命記念日の花火を見ると、今年も夏のバカンスがやって来たなという気分になります。
革命記念日から1週間ほどで、今度はセーヌ河畔が砂浜に変わるパリプラージュが始まります。これもパリの夏の風物詩の1つです。そうこうして8月になると、市内のレストランが1ヶ月ほどバカンスで閉まります。これも風物詩の1つでしょう。この時期にパリを訪れると、「せっかく来たのに、お目当てのレストランが休業だった! 」なんてことも。注意してください。市内も全体的に人が減っていき、静かになります。
フランス人のバカンスは、日本のように数泊だけでなく、何週間かまとめて取る人も多いので、家を空けている間に、猫などペットの餌やりを任せたり預かってもらう、ベビーシッターならぬ猫シッターを頼む人もいます。これも夏の風物詩です。
そして9月になり人々が戻り始め、パリの短い夏も終わり。足早に秋の気配が増し、やがて長い冬がやって来ます。
(8月お題"8月の風物詩")