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フランス料理の調味料といえば、牛乳をベースにしたベシャメルソースや、バター、レモン果汁、黄卵を用いたオランデーズソース、ブイヨンなどから作られるエスパニョールソースやヴルーテソース、そしてトマトソースが挙げられます。
ソースの中身で気付いた方もいるかもしれませんが、じつはフランス人は辛いものが苦手。基本、アジア料理の様な香辛料をふんだんに使い、汗をかきながら食べる料理は好まれません。
そのためフランスのレストランで辛い料理を食べたいと思うと、探すのに一苦労します。韓国料理もタイ料理もインド料理も、味がマイルドなのです。注文の際に「辛くしてね」と伝えても、運ばれてきた料理が辛くなく拍子抜けすることがしばしばです。
伝統的なフランス料理ではないのですが、パリっ子の生活の一部である定番ファーストフード、ケバブにも変わったソースが存在します。その名も「サムライソース」。これはマヨネーズとケチャップを混ぜて、香辛料を加えたピリ辛のものです。フランスを訪れた際には、日本では聞き慣れないこのソースを注文してみても面白いかもしれませんね。
(10月のお題"おすすめ調味料")