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今年の祇園祭は、祇園祭を満喫出来るアプリ『祇園祭』(無料)が便利です。
このアプリでは・・・・・
○ 山鉾の位置と地図を重ねて見ることができます。
○ 現在の場所から目的の山鉾までの道順を案内します。
○ 全33基山鉾それぞれについて、豆知識やグッズ情報などがわかります。
○ 祇園祭全体の主な日程を見ることができます。
アプリ『祇園祭』↓
http://www.kyotodeasobo.com/art/iphoneapp/gion/#.U8L538-KDIV
日曜日、小雨の四条烏丸を渡って長刀鉾に向かいました。
長刀鉾と言いますと、くじ取らずの鉾で巡行では先頭の鉾です。
長刀鉾は、唯一 稚児が乗り込む鉾で、祇園祭一番人気の鉾です。
長刀鉾には、「ちまき」(千円)を買うと、二階に上れ鉾に乗れます。
二階では、長刀鉾の装飾品や稚児の衣装等が展示されています。
こちらは、明治時代の稚児の衣装。
白鷺と夏草と流水模様。
装飾品の見事な唐獅子。
二階から連絡橋を渡って山鉾に行けますが
女性は、ここまでです。
長刀鉾は、現在でも女人禁制の伝統を守っている唯一の鉾で
見物客も例外ではありません。
連絡橋をわたり、鉾に乗り込みました。
お稚児さんの目線で見る四条通りは、
こんな風景が広がっています。
鉾の上は、畳で言えばどの位でしょうか。
そんなには広くない所に、巡行の日は、稚児・禿とその父、稚児係、
囃子方など約50人が乗ります。
更に、屋根の上には屋根方。鉾の前方には音頭取りも乗ります。
これだけの人数が乗り込み、曳いて動かすのですから凄いですね。
鉾を引く曳き子は50人。
鉾一台に総数は100人以上となります。
長刀鉾では、提灯やテント、浴衣や手拭いにも「長」の文字が見えます。
この「長」の文字は、かつて織田信長が、長刀鉾町から何かを
寄進された時に、返礼に自筆で書いた文字が、
デザインの元となったとも言われています。
今日、祇園祭は宵々山。
沢山の人が来られるでしょうね。