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梅が咲き始めた、北野天満宮。
境内の梅・・・陽のあたる所は、咲き始めていましたが、
多くが、これから咲いて来ると言う感じです。
《北野天満宮》
アクセス
〇 京都駅から京都市営バス50, 101号系統「北野天満宮前」下車
〇 四条河原町から京都市営バス51号系統「北野天満宮前」下車
〇 京阪三条から京都市営バス10号系統「北野天満宮前」下車
〇 駐車場 無料 9:00~17:00(毎月25日は縁日のため駐車できません。)
〇 拝観料 境内自由 宝物殿 一般300円 中高生250円 小人150円
北野天満宮と言いますと、菅原道真公。
梅と牛・・そして和歌が浮かんで来ます。
学問の神様・・・菅原道真公は、牛と梅を愛された平安時代の優秀な政治家でした。
菅原道真公は、改革を志した政治家で、日本の財政破綻を救う為、
数々の政治改革を行っておられます。
しかし、道真公の事を 快く思わない勢力(朝廷や貴族階級)が 立ちはだかり
罪を着せられ、大宰府へ左遷されます。
都を、去る時に詠んだ句が・・・・・
『東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて 春ぞ忘るな』
政治の力をそがれ・・都から離れ、愛した家族とも梅や牛とも
別れての大宰府行きは、さぞかし辛いものだったでしょうね。
九州・太宰府天満宮には『飛梅伝説』があります。
道真公が 京を去る時、『東風吹かば・・・』と和歌を詠むと、梅は一夜にして
道真公の行く太宰府まで飛んだと言うお話です。
後年・・大宰府で道真公は、亡くなられています。
その後、都が繁栄し平安文化が花開したのは、
道真公の改革の成果だったと言われています。
北野天満宮の梅。 固い蕾も膨らみはじめて、いよいよ開花の時を迎えます。
来る2月25日は、『梅花祭』。
この日は祭神菅原道真公の命日にあたり、梅の花をこよなく愛でた道真を偲び、
梅花を添えた神饌を供える春の行事です。
そして、北野天満宮の境内で行われた秀吉の北野大茶湯にちなみ、
境内の梅苑で野点の席が設けられ、上七軒芸舞妓さんによる華やかな野点茶会も
開かれます。
〇 野点拝服: 有料1,500円 10~15時