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寒い日が続いています。
雪の日の御室・仁和寺。
春の日、仁和寺には遅咲きの御室桜が咲きます。
川端康成は小説「古都」の中で、御室桜の事を「春の義理」 と表現して
「ひと目見たら、春への義理は済む」と 書かれています。
今は、冷え込んだ気温の中、冬景色が広がっています。
仁和寺は、平安時代(888年)に建てられている寺院ですから長い歴史ですね。
『御殿』に入りました。
入り口には、御室流華道の生け花。
白書院の襖絵。
庭園も雪景色。
北庭からの眺め。遠くに五重塔が見えます。
手前に見える、茅葺屋根の茶席は「飛濤亭」。
江戸時代の画家・尾形光琳の屋敷から移築されたものだそうです。
御殿を出て参道に戻り、中門へと進んで行きました。
二王門から中門を経て金堂に至る道は、
奥に行く程高くなっています。
金堂へ続く参道の木々も雪化粧。
五重塔が見えました。
仁和寺の五重塔は、江戸時代(1644年(正保元年)の作で高さ37.1m 。
塔は、各層の屋根の大きさがほぼ同じという、
江戸期の特徴を示しています。
冬の仁和寺。
立春は過ぎたものの、冬将軍が居座った気温が続いています。
《仁和寺》
〇境内自由見学
〇アクセス 京都駅から京都市営バス26号系統「御室仁和寺」下車
京福電鉄北野線下車。御室仁和寺駅より北へ徒歩3分
〇駐車場 普通車500円
〇拝観料 御殿 大人 500円 中小学生 300円
御殿拝観受付 9:00~16:00(12~2月)9:00~16:30(3~11月)