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西陣・大黒町の織成館では、ミニチュア着物作品展「四季を仕立てる」が
行われています。
◎ 京都市上京区浄福寺通上立売上ル大黒町693番地
◎ 075-431-0020
◎ 開催期間 6月2日まで
◎ 入場料 500円 (月曜休館)
◎ アクセス 京都駅より 地下鉄烏丸線今出川駅から市バス201、203「今出川浄福寺」下車。
前回、織成館に寄せて頂いた時は、舞妓さんの衣装展でした。
今回は、ミニチュア着物の作品展示会。
会場には、ミニチュア着物作家の大西和子さんと、その教え子の方達の力作
約90点が並んでいます。
掛け軸の言葉は・・・・・・
「子どものころ お祭りにお正月に 着せてもらった 大好きな着物
母が若いころ よく着ていた 思いで一杯の着物
おばあちゃんが お嫁入りに着て来た セピア色になった裾模様
そんな大切な 思い出のすべてを うしろ姿にとじ込めて
わたしの おもいで うしろ姿」
ミニチュア着物は、絵柄に合わせた四分の一から十六分の一に
縮小された着物や、着物地の屏風・掛け軸等が展示されています。
着なくなった着物。
箪笥の中に眠っていた着物が、新しい息吹によって
思い出と共に、生まれ変わっています。
インテリアとしても良いですね。
「桧扇と松竹」
一反の着物から、何枚かのミニチュア着物も出来るそうです。
写真だけ見ていますと、普通の着物の様に見えてしまいます。
「立ち梅」
屏風や掛け軸も、とても良い感じ。
ミニチュア着物を掛ける衣桁(いこう)もミニチュア衣桁。
「御所解き模様」
「草花模様に、山どりに流水」
美しい地色。
色留袖だったのでしょうか。
ミニチュア着物作品展「四季を仕立てる」。
6月2日まで行われています。