美山・かやぶきの里

京都府美山町の茅葺(かやぶき)の里です。

京都市内から車で、一時間半位の距離です。

茅葺の里は、現在５０戸の地域で、その内３８棟が かやぶき屋根の建築です。

国の重要伝統的建造物保存地区に選定されています。

この辺り 昔は丹波の国と言う所で 北山杉の高雄から 若狭小浜の中間位に位置します。

南天の赤い実が綺麗です。

今月末｢第9回・美山かやぶきの里 雪灯廊｣が行われます。

雪景色の、かやぶきの里が ろうそくの灯りに包まれます。

◎ 平成25年1月26日（土）～2月2日（土）

◎ 南丹市美山町かやぶきの里 集落内

◎ 17：00～雪灯籠点火・ライトアップ

◎ 18：30～花火（土曜日のみ）

今の時代に 茅葺を維持して行くのは 大変だそうです。

昔は五～六年もった萱が、近年は二～三年で傷んで来るそうです。

自然環境の変化が原因しているのでしょうね。

赤いポスト。

西湖堂のパンの看板。

コーラの自販機。

全てが 遠いあの頃に誘う 美しい景色です。

建物の維持管理や地域の景観保全は、大変でしょうが

これからも、大切に残して頂きたい文化です。

新春の美山・かやぶきの里には 美しい景色が広がっています。