Akio

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京都特派員

更新日
2012年6月19日
公開日
2012年6月19日
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嵯峨野 直指庵です。

嵯峨野の中でも 最も北に位置する直指庵は、まさに「庵」という 名前通りの

静寂に包まれたお寺です。

アクセスは・・・・・

◎ 京都駅から京都市営バス28号系統「大覚寺」下車

◎ 京都駅から京都バス71, 81系統「大覚寺」下車

◎ 四条河原町から京都バス61系統「大覚寺」下車

◎ 京阪三条から京都バス61系統「大覚寺」下車

拝観料

◎大人・大学生 500円 高校生・中学生・小人 400円

拝観時間

◎ 9:00~17:00(受付 ~16:40)です。

直指庵は正保3年(1646年)に始まり 一時は大寺院となりましたが、後に荒廃したそうです。

幕末になって、近衛家の村岡局(むらおかのつぼね)と言う方が、

浄土宗の寺として再興されています。

「直指庵」と言う名は、「直指人心(じきしにんしん)見性成仏(けんしょうじょうぶつ)」と言う

禅の言葉が、由来となっているそうで

「直ちに、あなたの心を指してごらんなさい。仏さまになる種があるんですよ」 と言う

意味だそうです。

孟宗竹の竹林に囲まれ、ひっそりと佇む直指庵。

降りしきる雨の中 青もみじと紫陽花・・・・苔が綺麗です。

直指庵が、広く知られる様になったのは、寺院に置かれた「想い出草ノート」からでした。

このノートが置かれたのは昭和31年。

当時は、寺院に落書きが絶えなかった事から、対策としてノートが 置かれるようになりました。

当初は、名前等が記帳されていましたが、次第に悩みなど 内面が綴られる様になりました。

ノートには、参拝された方の、人生の悩み 病の悩み 仕事の悩み 恋の悩み 等・・・・・・

人生で起こる様々な悩みが綴られています。

今・・・ノートの数は、五千冊を越えているそうです。

境内奥の観音様は、「想い出草観音」です。

想い出草ノートに 綴られた 苦しみや悲しみから 救って下さるといいます。

嵯峨野 直指庵・・・・・・降る雨の中 静かな時が流れていました。

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