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北野天満宮・梅花祭

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2012年2月25日
公開日
2012年2月25日
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北野天満宮です。

梅を好んだ菅原道真公・命日の二十五日、北野天満宮(京都市上京区)では

梅花祭が、行われていました。

雨のため、テントの下になった野点会場では、天満宮近くの上七軒の芸舞妓さん達

約30人が抹茶を 煎れてくれました。

梅花祭は、道真公の遺徳をしのび、約900年前から続く行事です。

今年は、寒波の影響で、早咲きの品種を除いて、多くの梅は 蕾の状態で

これから 咲いて来る・・・・・と言う感じでした。

この季節・・・・北野天満宮には、大学入試の祈願で 沢山の人が

連日お参りされています。

学問の神様・・・菅原道真公は、牛と梅を愛された・・平安時代の優秀な政治家でした。

菅原道真公は、改革を志した政治家で、日本の財政破綻を救う為、

数々の政治改革を行っておられます。

しかし、道真公の事を 快く思わない勢力(朝廷や貴族階級)が 立ちはだかり

罪を着せられ、大宰府へ左遷されます。

都を、去る時に 詠んだ句が・・・・・

『東風吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春ぞ忘るな』

・・・・・・・でした。

※ 東風というのは 春になると 東から吹いてくる風の事・・・・・

春とは、季節の春であり 民主化の春とも読めます。

九州・太宰府天満宮には『飛梅伝説』があります。

道真公が 京を去る時、『東風吹かば・・・』と

和歌を詠むと・・梅は一夜にして 道真公の行く 太宰府まで飛んだと言う お話です。

遥か 平安時代から 長い時を経ても 語り継がれる人・・・・菅原道真公

きっと 素晴らしい人だったのでしょうね。

二月二十五日・・・・・梅花祭で賑わう 境内には、梅の良い香りがしていました。

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