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京都駅近くに建つ 豊国神社です。
アクセスは・・・・
◎ JR「京都駅」から100・206・208系統の市バス
「博物館三十三間堂前」~徒歩5分です。
豊国神社は,「とよくにじんじゃ」と読みますが,地元の人々は
「ホウコクさん」とも呼ばれます。
豊臣秀吉さんを、神として 奉っている神社です。
豊国神社は、豊臣家滅亡後,徳川家により徹底的に破壊されましたが,
明治維新になり 反徳川の象徴として 再興された経緯を持つ神社です。
境内正面に そびえる国宝唐門は 絢爛豪華です。
西本願寺の唐門(通称日暮の門)と ほぼ 同様式で作られています。
桃山時代の雰囲気を、色濃く伝える 豪華な建築で 前にすると
立ち尽くしてしまいそうな迫力があります。
この建築様式が、後の時代・・・・日光東照宮やその後の唐門建築の
手本となったとも言われます。
豪華絢爛は「桃山時代」を表す言葉で その代表的な建物には 聚楽第や
伏見城がありますが、聚楽第は 秀吉さんの意志により廃棄され・・・
伏見城は徳川家により徹底的に解体されました。
今の時代に見られる 桃山時代の象徴的な建築物としては
伏見城から移築されたと言われる、西本願寺の唐門や虎の間・・・・・
そして ここ豊国神社でしょうね。
桃山時代と言う 名の由来は,伏見城跡地には 無数の桃の木が植えられたそうです。
その後 桃の季節になると 桃の花が咲き 全山 桃色に染まる事から、
桃山と呼ばれる様になりました。
やがて 秀吉さん好みの 豪華絢爛な 時代や文化の事を「桃山時代」「桃山文化」と
呼ばれる様に なったそうです。
豊国神社・・・境内の木々は 美しい彩りでした。