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海外旅行に欠かせないガイドブック「地球の歩き方」。ネパール編が約2年ぶりに新しくなり、最新版が7月8日に発売されたそうです。名前も「ネパールとヒマラヤトレッキング」に変わり、私も早速手にしてみましたが、トレッキングのページが以前のものより充実していて、とても役立ちそうです。
また、新版には、今まで紹介されていなかった新観光地「バンディプル」という古都も掲載されています(154~156ページ)。
ここ、欧米人には人気のある街だったようなのですが、地球の歩き方に今まで掲載されていなかったせいか、日本人には今まであまり知られることのない街でした。
新しく紹介されたことによって、日本人観光客も増えそうですね。
さて、そのバンディプルがどんなところなのか、というのは、地球の歩き方最新版をご確認いただくことにして…。
実は、このバンディプルが紹介されている154~156ページの中に、大きなミスがあったことが発売後に発見されたそうなのです。
それは、バンディプルへ行く際の中継地点となる場所の地名。ここ、バンディプルは、首都カトマンドゥ~第二の観光地ポカラを結ぶプリティヴィ・ハイウェイの途中にある「ドゥムレ(Dumre)」という場所を経由し、ドゥムレから乗合ジープに30分ほど乗っていくのですが、ドゥムレという地名が、「ドゥンチェ」という間違った地名で書かれてしまっているのです。
「ドゥンチェ」というのは、ゴサイクンダ方面へトレッキングへ行く際の、バス移動時の目的地となるところで、バンディプルへ行くときに通る「ドゥムレ」とは全く別方向にあります。
今後書店に並ぶ分については、訂正表が入るそうですが、現在発売されている分は、おそらく訂正なしのままなのではないかと思います。
地球の歩き方利用者の方が、バンディプルに行こうとして間違って「ドゥンチェ」へ行ってしまわないよう、関係者の方々、冷や汗ものだそう。
バンディプルへ行く際には、「ドゥンチェ」ではなく「ドゥムレ」を目指す必要がありますので、くれぐれもご注意ください!