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少し前のことになってしまいますが、7月半ばにランタン方面へトレッキングへ行っていたガイドが、「幻のブルーポピー」の写真を撮ってきてくれました。
ブルーポピー(青いケシ)は、ヒマラヤの高地で、限られた時期にのみ見られるそうで、貴重な存在です。
自生する姿を是非一目見ようと、雨期中にもかかわらず、この時期トレッキングへ行かれる方もいらっしゃいます。
今回、キャンジンゴンパ(標高約3900m)からさらに高度を上げ、チェルゴリ(標高約5000m)へ行く途中の岩場にひっそり咲いていたとのことです。
ちなみに、天候に恵まれれば雨期中でもヒマラヤの展望が楽しめるのですが、この時は、一寸先も霧状態で、ヒマラヤは全く見えなかったとのこと。
ブルーポピーのほかにも、たくさんの高山植物を見ることができたようですが、その中に、不思議な外観の植物もありました。
綿毛のようなものに覆われたこれ、「トウヒレン」という属腫の植物であるようです。
次の写真など、ヒマラヤにマルチーズが生息していたの?と思わせるようなたたずまい。
このような珍しい高山植物が見られるピークは、7月半ば頃〜8月半ば頃までとなります。
※ 今回の写真は、いずれも、私の会社のガイドが撮影した写真です。