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燃油料の値上げに伴い、ネパール国内線運賃が、2008年6月11日発券分より、再び値上げされることとなりました。今年に入り3度目の値上となります。
旅行者の利用の多い主な路線の値上げは以下の通りです。
≪片道国内線料金(燃油料込)値上げ例≫
カトマンドゥ〜ポカラ間 95USドル→98USドルへ
カトマンドゥ〜ルクラ間 118USドル→121USドル
マウンテンフライト 161USドル→166USドル
上記以外の主な路線については、私が経営している旅行会社のサイトに掲載していますので、ご参照ください。
旅行者の利用の多いカトマンズ〜ポカラ路線。1年前は、片道が79USドル(燃油料込)だったのですが、燃油料高騰により、この1年で実に20USドル近く値上がりしました。
6月10日より、石油製品全般も値上げとなり、ガソリン代などは、ほぼ日本と同じ価格(リットル100ルピー)となっています。
昨年からの激しい物価高騰により、ガイドブック掲載内容や、過去にネパールを訪れたことのある旅行者が情報としてネットなどに提供している価格情報等は、ほとんどあてにならなくなっています。
ネパールは、日本や他の先進国に比べ、一般的な物価や所得は低いため、『
物価の安い途上国のクセに、なぜこんなに物価が高いんだ!』とか、『ガイドブックの価格と全然違うじゃないか、ボッたくってるんだろ!』などと、事情も理解せずに難癖をつける旅行者の方が時々いらっしゃいます。
正しい最新情報を入手し、物価高騰がネパールにも影響を及ぼしているということについて、理解をいただきたいものです。