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皆様、明けましておめでとうございます。
・・・などというと、何を今さら?と思われそうですね。
本日4月13日は、ネパールで用いられている公暦・ビクラム暦の元日です。2065年に入りました。
とはいっても、ネパールではビクラム暦の年末年始が盛大に祝われることはありません。祝日扱いにはなっていますが、普段とあまり変わらない日が過ぎていきます。
ネパールでは、西暦の年末年始も庶民にはまったくの無関係です。西暦の元旦であっても、祝日扱いにはなっていないほどです。一般庶民にとっては、西暦の12月31日や1月1日が、ネパール以外の多くの外国で、盛大に祝われている、ということ自体知らない人もたくさんいます。(こんな国、珍しいのではないでしょうか?)
では、ネパールでは、いつが正月のように盛り上がるのかというと、ヒンドゥ教徒にとっての『ダサイン』祭(毎年10月頃に行われる秋の大祭)や、民族によって異なる新年などです。
さて、今まで、主にヒンドゥ教にゆかりのある日が祝祭日となっていたネパールですが、今年(ビクラム暦の今年:2065年)からは、ヒンドゥ教以外の宗教や、ネパールに存在する主な民族の祝いの日なども、祝祭日扱いされることになっています。
このため、昨年(ビクラム暦の2064年)と比べると、かなり休みが増えています。公休日(ネパールでは土曜が休日です)と祝祭日あわせて、なんと、年間100日ほどが休みとなります。
ビクラム暦2065年の主な祝祭日については こちら のページにも掲載していていますので、ネパールを訪れる前にチェックしてみてくださいね。
写真は、路上で見かける新年のカレンダー売りです。