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日本で話題の「俺の…」。イタリアンやフレンチが有名ですが、香港に「俺の割烹」が上陸して来ました。世界的な日本食ブームにぴたりとはまった出店です。香港でも立ちながら割烹料理が楽しめるのでしょうか?
店は西洋と日本のテイストをうまく融合した感じで、外国人客を意識していることを感じました。「俺の…」は立って食べることによってテーブルの回転を上げることで収益を出していますが、ここは座席147、立食するテーブル59席と座席のほうが多いのです。座る人が多いのでは俺の…のビジネスモデルが機能しないので、座席は最大で2時間と時間制限をしています。
料理の素材の9割は日本からの輸入ですが、価格は日本より2割ほど高い価格に抑えることに成功しました。料理人も日本人シェフが常駐させているほか、香港人シェフも日本の島田博司総料理長と一緒に働いたことがあり10年来の付き合いという人を採用しています。しかも香港人スタッフを日本で研修させて日本の質の高いサービスを勉強させたそうです。
「伊勢海老蓮根包み煎り出し」(480ドル)は揚げた伊勢海老と蓮根に土佐の酢を使って味付けしたものです。「さばずし」(60香港ドル、2個)は、厚さ1センチはあるサバがしゃりの上に載っている品です。さばのすしはクセがあったりしますが、ほとんどそれを感じさせません。
香港で日本食?と思うかもしれませんが、旅行をしているときに日本食が恋しくなった人、まだ地元に「俺の…」が出店していないのでどんな店なのか関心がある方にお勧めです。
★俺の割烹
所在地:6/F., California Tower, 32 D'Aguilar Street, Central, Hong Kong
電話:2328-3302
営業時間:ランチ=11:00~15:00、ディナー=17:00~翌1:00(金、土曜は翌2 時まで)