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日本は大変暑いようですが、香港の今年の夏は異常なほど雨が多い夏でした。香港は4月ぐらいからもう夏ですが、3月の下旬からずーっと梅雨がつづくのではないかというほど雨の日が続きました。
雨が降るだけではなく、ゲリラ雨ではありませんが強く降る日が多かったので、小生が経営する店の看板を照らすライト内に水が侵入し照明が使えなくなりました。朝晴れていても夜に大雨だったりしたことなども多くありました。
香港は亜熱帯に属しますが、7月の降水量は436.3ミリと1995年以来最高を記録しました。7月の平均は376.5ミリですので2割弱も多く雨が降ったことになります。これにより7月の平均気温も低かったそうです。雨が多かったおかげで晴れの日が少なく、平均気温も例年より0.8度低い28度でした。この異常気象の原因は南シナ海周辺の気流などが不安定だったとしています。
台風で船が沈没した記事
極めつけは8月中旬の台風です。香港天文台(気象台に相当)では台風の強さを数字で表しているのですが、その数字がシグナル8になると大雑把に言い方をしますと勤務時間中でも会社は職員を帰宅させなければならないという決まりになっています。8月14日はまさにそれで深夜にシグナル8が出されて、当日朝はシグナル8でしたので会社は休みといいますか自宅待機です。家でつくろいだり、レストランの飲茶に出かけたりした人もいたようです。午後2時前にシグナル8が解除になり、サラリーマンはだいたい午後3時から就業時間まで半日、いえ数時間ほど働いたという一日でした。台風が過ぎた後は台風一過で晴天になることが多いですが、翌日も雨が降っていました。それが今年の香港だと思います。
(8月お題"今年は違った○○の夏)