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アルゼンチンでは5月10日から17日は、
ムッサレーラチーズ(モッツァレラチーズ)週間になります。
2014年の記録では、アルゼンチン人は一人当たり年間3.2キロのムッサレーラチーズ(モッツァレラチーズ)を消費しています。
国民の66,25%は、少なくとも週に一度は食べるぐらいです。
アルゼンチン人が大好きなピザはイタリアのナポリ発祥です。しかしながら、
アルゼンチンのピザはスペイン移民がもたらしたと言われています。
そのため、ナポリ風の窯のA LA PIEDRA (ア ラ ピエドラ)ではなく、スペイン風にパン生地の分厚いふわっとした生地のMOLDE(モルデ)
ものが主流です。
ピザはアルゼンチン人にとっては国民色の一つであり、普段家庭や外で簡単に食べれる物というだけではなく、誕生日パーティーなどのホームパーティ、また友達と出かけるときに食べるものとして、日常欠かせない食べ物です。
アルゼンチン国立技術研究所によると、アルゼンチンにおける
チーズ全体の消費量は年間12キロで、
その25%はピザには不可欠なモッツァレラチーズ(アルゼンチンではムッサレーラ
muzzarella)です。
なお、この一人当たり年間3.2キロという消費量は2008年には1.5キロでした。
これにはおそらく、経済的問題も起因しています。。。
一番安くて美味しいからでしょう。
またアメリカもピザの消費量は高いのに、ムッサレーラチーズは年間2キロにとどまっています。また一方でイタリア人によると、アルゼンチンの方がピザ屋が多いという話もあります。
ブエノスアイレス市の都市計画局調べによれば、パリージャというアルゼンチン名物焼肉レストラン数は555軒ですが、ピザ屋は752軒と35%も多いです。
アルゼンチン人の66,25%は少なくとも週に一度はピザを食べます。
18,37%は少なくとも月に一度食べます。
3,35% は、週に三回以上食べます。
0,08% は全く食べません。
ブエノスアイレスにはピザ屋は1.200軒 あり、39000枚が作られています。
そこから換算して、
年間約一千四百万枚が作られていることになります。
ピザ屋で食べることも多いですが、デリバリーで食べることも、または家庭で手作りすることもあります。
そしてやはり
一番人気は、ムッサレーラというチーズにオリーブの実が少しのって、オレガノがふりかけられたもの、
二番目は コン ハモンの ハム入り。
三番目は ナポリターナ で輪切りトマトがはいり、きざみにんにくがかけてあったりなかったりです。
政府側の新聞によれば、健康のためにダイエットチーズや栄養強化された
チーズの消費量が高くなっているという見解を示しています。
現実的に家族で外食の場合に500ペソ以上かかる焼肉レストランに比べて、
200ペソ程度でも済むのがピザ屋です。