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気持ちいい!避暑地マウントチャールストンはラスベガスからたったの50分

石川 葉子

石川 葉子

アメリカ・ネバダ州特派員

更新日
2015年8月30日
公開日
2015年8月30日
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マウントチャールストンはラスベガスの目と鼻の先にありながら、富士山級の高さ(約3,600メートル)で

ネバダ州で8番目に高い山です。

だから冬はスキーやスノボで楽しめるし、夏は私たちにとっての避暑地でもあります。どのあたりにあるのかというと、レッドロックキャニオンの北西、ストリップ沿いのホテルからだと

フリーウェイ95号線から157号線(Kyle Canyon Road)に入って、ビジターセンターまで約50分の近さ!

そのビジターセンターは今年の5月、この場所に新しくオープンしました。

林の中にポツンとたたずむ小さな山小屋だった古いビジターセンターと比べると、

何倍も大きくなっただけでなく、駐車場やピクニックエリアが揃った使いやすい施設に。

年間100万人以上が訪れるという人気の観光地でもあり、4,500万ドルをかけてまったく新しい施設を作ったのだそうです。

ブリストルパインコーンの切り株がいくつかごろんところがっています。

ブリストルパインコーンというのは、樹齢4000年から5000年にもなるという長寿の松ですが、

ここにあるものは、マウントチャールストン周辺の山々から運んできたもので、樹齢1000~2000年の株だとか。

ピクニックテーブルやBBQグリル、大小二つのアンフィシアターなどもあり、

ハイキングトレイルの入り口にもなっています。

この広い庭の真ん中あたりに、セブン ストーンズ プラザ(Seven Stones Plaza)がありました。

マウントチャールストンを含むこのあたり一帯は、ネイティブインディアンNuwuvi (サザンパイユーテ) が長い間住んでいる土地でもあり、彼らにとってはとても神聖な場所と考えられています。

そのサザンパイユーテの象徴として作られたのがこのセブン ストーンズ プラザです。

パーランプ パイユーテ、チェメフエビ、コロラドリバーインディアン、パイユーテ(ユタ)、カイバブパイユーテの7つの部族で、

山から出てさまざまな方向に広がっていく水の流れが、各部族とマウントチャールストンを結び付けていると考えられています。

ビジターセンターを出てから、は157号線から158号線(Deer Creek Road)に入り、

156号線(Lee Canyon Road)を通って景色を楽しみながらゆっくりと進みます。

27ヵ所あるトレイルのひとつ、アッパー ブリストルコーントレイルの入り口で、ここは標高2,500メートルほど。

午後3時を回っていましたが、野生馬のファミリーが食事をしていました。

こちらを気にすることなくもくもくと草をはんでいるということは、野生とはいえ人間に慣れているのかな。

さて、初めてマウントチャールストンに来た時に道路の脇にスクールバス用のバス停をみつけて、

ここに住んでる人たちがいるの?とびっくりしたものですが、

古いビジターセンターはクローズされましたが、入り口あっにたスモーキーベアのサインは、

ピクニックテーブルで食べていましたが、今回はホテルのレストランに入ってみました。ザ リゾート オン マウントチャールストンはビジターセンターの少し先にあります。

Address: 2755 Kyle Canyon Rd, Las Vegas, NV 89124

付け合わせのコールスローが手作り風の味わいで、何も特別ではないのだけれどしっかりとおいしかったです

マウントチャールストン ロッジ

Kyle Canyon Roadを少し上っていったところにあります。

店内だけでなく崖っぷちのデッキでも食事ができるので、気持ちよさそう。

Address: 5375 Kyle Canyon Rd, Las Vegas, NV 89124

Phone:(702) 872-5408

実は事前に調べたメニューが気になっていたのでこちらの方に行きたかったのですが、

予定の立て方がゆるすぎて、なぜかビジターセンターから近いThe Resort on Mount Charlestonに

何度も同じ道を通っているのに、この何もない乾いた風景についシャッターを押してしまうのは何故かなぁ?

長い夏休みを取りにくい私のささやかな2015年の夏休みは、こんな風に過ごして

心も体もリフレッシュさせました。

■これまでの関連エントリー

(8月お題"ぼくの夏休み")

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