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チョコレート・ビレッジが登場したベラージオのボタニカルガーデン

石川 葉子

石川 葉子

アメリカ・ネバダ州特派員

更新日
2012年12月25日
公開日
2012年12月25日
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この冬も、カーネーションの花で覆われたシロクマ君たちに会えました。

こちらではただ今クリスマス・ホリデーの連休中。

ツーリストでにぎわうラスベガスの街の中でもひときわ混雑している、ここベラージオのボタニカルガーデン。

今年もホリデー・カラーたっぷりの素敵なガーデンがオープンしています。

ガーデンの中心には、天井まで届きそうな勢いでそびえ立つホリデーツリー(クリスマス・ツリー)。

はるばる北カリフォルニアのマウント・シャスタから運ばれてきたこの木は高さ約14メートル、

これまでのツリーの中でも一番の大きさだそう。

キラキラのオーナメントだけでなく、10,000個以上のLEDのライトをまとったとてもゴージャスなツリーです。

さて、今までも何度か目にしたシロクマや木馬やペンギンたちに混じって、

今年は新しいディスプレイが仲間入りしました。

これが、今回初登場の「チョコレート・ビレッジ」。

チョコレートで作られたトレイン・ステーションと8つの家の周りをオモチャの機関車が走る、

なつかしい風景の「ビレッジ」です。

ベラージオホテルのペイストリー・チーム(デザート等のお菓子を作るシェフたち)が作ったこのビレッジ、

どれくらいの材料が使われていると思いますか?

建物には450kgのダークチョコレート、家の周りを飾るライトにはキャンディ600個、

屋根に積もった雪にはケロッグのシリアル50箱が使われていて、シェフ4人がかりで1ヶ月かけて作り上げたそうです。

そういえば、クリスマスシーズンのお楽しみのひとつに、ジンジャーブレッド(クッキー)で作った家にチョコレートやキャンディで飾りをつけて仕上げる「ジンジャーブレッド・ハウス」というのがありますが、これはそのベラージオ版ですね。

こちらはトレイン・ステーション。

屋根の上のシリアルはお砂糖のフロストがかかっているタイプのものを使っているので、

まさに雪が積もったような感じになっています。

よーく見ると、「ベラージオ鉄道」のサインがあって、切符売り場や預け荷物の窓口も作られていました。

さすがベラージオ、細かいところも手抜きがありません。

毎シーズン、心なごむ風景を楽しめるベラージオのボタニカルガーデン。

クリスマスに向けて徐々に冷え込みも厳しくなってきたラスベガスですが、

ここだけはたくさんの笑顔があふれてぽかぽかと暖かいような気がします。

【ベラージオホテル・ボタニカルガーデン Bellagio Botanical Garden】

– べラージオホテル内(宿泊していなくてもガーデンに入れます)

*べラージオ正面入り口から入ってチェックインカウンターを左に見ながらまっすぐ進むと、

つきあたりがボタニカルガーデン。

– 24時間オープン・無料

– 今回のディスプレイは年明け1月5日まで。

その後メンテナンス期間を経て、1月12日からチャイニーズニューイヤーのディスプレイに変わる予定。

■これまでのボタニカルガーデンはこちらからどうぞ

○夏だ!ベラージオ・この夏のガーデンのテーマは・・・?[ May. 2012]

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